桃の生産1位はどこの県ですか?
山形県で栽培されている桃の種類は「あかつき」「川中島白桃」「光黄」「黄金桃」など多数。7月下旬から出回りはじめる早生品種から10月上旬の晩生種まで、果肉が柔らかい桃や固めの桃、白や黄色の果肉の桃などさまざまな桃が収穫されます。
白桃の収穫は8月上旬頃~9月下旬頃まで、黄桃は黄金桃、光黄など、8月中旬頃~9月下旬頃までになります。他の産地の収穫時期は7月~9月上旬頃ですが、山形は9月下旬頃まで桃をお届けすることができます。
▼山形の桃の収穫の頃は
▼無袋栽培と有袋栽培
白桃も黄桃も「無袋栽培」と「有袋栽培」桃の栽培方法は、桃1つ1つに袋をかけて育てる「有袋栽培(ゆうたいさいばい)」と袋をかけないで育てる「無袋栽培(むたいさいばい)」があります。見栄えを良くするのが有袋栽培、味を重視する無袋栽培といいますが、夏の猛暑から実を守るために有袋栽培する場合もあります。
害虫対策や袋をしないと桃に亀裂が入ってしまう品種の場合は「有袋栽培」で育てますが、山形県では袋をかけないで育てる「無袋栽培」が一般的です。
山形県で栽培されている白桃は、一般的な「果皮が赤く果肉が白い桃」です。種類は、あまとう、あかつき、池田、川中島白桃、伊達白桃、西王母、幸茜、夢かおりなど。白桃の人気品種はなんといっても「川中島白桃」 。果肉がしっかりしていて日持ちがよく、甘みと酸味のバランスのよい桃です。
黄桃では黄金桃、黄貴妃、黄ららのきわみ、10月上旬に収穫する光月、黄貴妃は果汁たっぷりで、弾力のある滑らかな果肉が特徴、マンゴーの風味が微かに感じられます。山形の黄桃の歴史は古く、缶詰加工の時代から黄桃栽培ははじまり、現在の品質レベルの高い生食用の黄桃栽培につながってきました。白桃はあまとう、あかつき、川中島白桃、だて白桃と続きます。上品な香りに加えて日持ちも良く、質と量ともにトップにランクされています。