野菜と腸活 腸内フローラとは 野菜の分類 現在、わが国で栽培されている野菜には150~200種ほどがあります。野菜には食物繊維が豊富に含まれており、腸活に役立ちます。野菜の食物繊維は、腸内で水分を吸収して便のかさを増やし、腸の動きを促進します。また、善玉菌のエネルギー源となるため、腸内環境の改善に寄与します。 野菜には、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などの栄養素も含まれています。腸内には約1000種類もの腸内細菌が生息しており、それぞれ...... 続きを読む
山形日記
カテゴリー:
庄内平野の在来野菜
人気の山形の在来野菜 「在来作物」は、その土地で長年栽培され、人々に親しまれてきた野菜、果樹、穀類などの作物です。 そしてまた、在来作物は長い間私たちの生活を支え、地域独特の文化を継承する一翼を担ってきました。 庄内地方の鶴岡市では、現在確認されているだけで60品種もの在来作物が受け継がれてきました。 遺伝子的多様性をもつ生物資源としてはもちろんのこと、栽培技術や食文化の継承を担う貴重な「生きた文化財」として、次代...... 続きを読む
庄内の野菜と食の文化 山形県西部に位置する庄内地方は日本海沿岸に約35キロと、長さ日本一を誇る砂丘が続き、日本三大砂丘の一つともいわれます。庄内平野のお米を庄内砂丘が暴風雨林で守る形で平坦な平野が続きます。 日本海の海の幸、平野の庄内米、庄内野菜をはじめとする特産の農産物や在来野菜を育んできました。そして、平野を囲む山地の恵みが豊富な食豊かな地域になります。 庄内平野南部の鶴岡市は月山をはじめ山々から広大な庄内...... 続きを読む
庄内藩が育んだ食と農 鶴岡市は城下町としての歴史があります。酒井家の庄内入部の歴史は、3代忠勝の代に信州松代(長野県)より出羽国庄内13万8千石の初代藩主として元和8年(1622)に入部されたことから始まります。幕末には17万石の庄内藩となっています。 藩政期には、荘内藩九代目藩主酒井忠徳が藩校「致道館」を創建し、教育に力を入れたことにより向学の気風が培われました。この気風は、学問や芸術、産業活動を活発にし、稲の品種改良など...... 続きを読む