稲は暑さが大好き、一番暑い頃をねらって咲きはじめます
今年のはえぬきの花はお天気に恵まれて7月31日頃から花が咲き始めました。稲の花は意外と地味な花で稲の穂と言った方が正しいかもしれません。
平年だと稲の花が咲き穂が出る時期は梅雨明けして晴れの日が多くなる高温で猛暑のころをねらって咲き始めます。稲はもともと高温を好む性質からかもしれませんが一年で一番暑い頃に開花授粉する性質を持っています。
自分の花粉で受粉する自家受粉の植物ですから同じ穂の中で開花授粉が成立してしまうのです。
稲の花はようく見るとすでにお米の殻が出来ていてその中に雌しべ、雄しべが見えています。
ひとめぼれ、はえぬきが早く、その後にササニシキ、コシヒカリ、つや姫の順に咲く
稲は本来、熱帯の作物だからでしょうか。はえぬきは8月上旬、ササニシキはそれより2-3日遅く、ひとめぼれは2-3日早く穂が出ます。またコシヒカリは1週間ほど遅い8月15日ころに穂がでて花が咲きます。
白い小さな花は神秘的ですが、花としての認識が薄いせいか中々気づかない存在なのです。お米の花は不思議な形をしています。あまり目立たないのでお米になる前に花が咲いていることに気づかないのです。
ようく観るとお米のもみ殻の部分が花のがくで学の中から雌しべ雄しべが出ているのがわかります。このもみ殻にあたる部分を子房といいます。いずれにしても見えずらい花ですから開花の時期を注意深く見守らないといけません。
稲の穂(花)はお米の籾(お米の殻)にまもられている。
日本穀物検定協会による平成27年産米食味ランキングでは、山形県産の「つや姫」「ひとめぼれ」「はえぬき」の3銘柄すべてが、最上級の「特A」の評価を得ました。 このランキングは、全国の産地品種を対象に「外観」「香り」「味」「粘り」「硬さ」などを総合評価したものです。 やまがたの米はどの品種も基準米より特に良好で、生産者の技術力も含め、あらためて山形県が良食味米の産地であることが証明されました。
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