田植えから1カ月で見違えるような大きさと茎の数
5月中旬に田植してから1カ月余り、田植えの時3-5本だった茎の数は、暖かいお天気とたっぷりの水に育てられ5倍の30本にまでなりました。30本はもう目標の茎の数に達しています。
6月下旬になるとそろそろ田んぼには水が要らなくなってきます。稲が大きくなる事で日陰も多くなり雑草もしっかりおさえられました。これからは「稲の身体を作る」から「お米(モミ)を作る」に目標が変わっていきます。
茎もしっかり太って、葉っぱの色はこれまでの最高の濃さになります。これからは1本1本の茎をしっかり充実させるために、葉っぱの色も少しずつ淡くなるように茎も葉っぱも柔らかさから、硬さのある姿に変えていきます。
この時期は稲の身体を大きく多くすること
収穫に必要な茎の数(有効茎)30本位が確保できたら田んぼから水をぬきます。これは無駄な茎を出さないようにすること、田んぼの溝をきるために(田んぼの乾きを良くするためと灌水を容易にするため)なのですが、ドロドロの土を少しずつ乾かしてイネの根を深く多くするためでもあります。
この時期からイネの穂が出る出穂(しゅっすい)を意識して、ゴール(収穫)を高くするための作業となってきます。はえぬき、ひとめぼれ、コシヒカリ、つや姫、ササニシキどんな品種にも当てはまります。
日本穀物検定協会による平成27年産米食味ランキングでは、山形県産の「つや姫」「ひとめぼれ」「はえぬき」の3銘柄すべてが、最上級の「特A」の評価を得ました。 このランキングは、全国の産地品種を対象に「外観」「香り」「味」「粘り」「硬さ」などを総合評価したものです。 やまがたの米はどの品種も基準米より特に良好で、生産者の技術力も含め、あらためて山形県が良食味米の産地であることが証明されました。
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