目標は草丈は大きく、太く、茎数は多くを目標に
田植してちょうど1カ月の田んぼはお天気に恵まれ順調といえます。草丈(イネの身長)茎の数共に平年を上回っています。やはり田植えしたときのお天気が順調だった事がスタートダッシュをかけられた原因のようですが、この時期は草丈(イネの身長)は大きく、茎は太く30本程度を目指して管理しています。
6月15日の生育は平年より高い気温と適度な雨も降って「はえぬき」「つや姫」その他の品種ともに順調に生育しています。
山形県を含む東北南部はすでに梅雨入りしましたが、梅雨の合間の青空がのぞく庄内平野では今年も「はえぬき」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「ササニシキ」そして「つや姫」が順調すぎるほどの勢いで生育しています。
今のところ、どの品種もあまり大きな違いが観られませんが、中間地点として出穂(すっすい)という穂が出る時期をめざしてひたすら旺盛な生育を停滞なく続けられるように管理を続けます。
この時期のイネはお米を作る土台をつくる時期で、大きな穂をつけるために大きなイネの体をつくる時期。太い茎、大きな葉っぱをつけることを目指します。このために大事なのは水管理、寒い時、風の強い日は水を深くして稲の身体を守り消耗を防ぎます。
日本穀物検定協会による平成27年産米食味ランキングでは、山形県産の「つや姫」「ひとめぼれ」「はえぬき」の3銘柄すべてが、最上級の「特A」の評価を得ました。 このランキングは、全国の産地品種を対象に「外観」「香り」「味」「粘り」「硬さ」などを総合評価したものです。 やまがたの米はどの品種も基準米より特に良好で、生産者の技術力も含め、あらためて山形県が良食味米の産地であることが証明されました。
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