苗を守るため田んぼの水温を高く保つように心がける
田植え直後からのイネの管理で大事なことは、まだ寒い日も多いことと朝晩は気温が低いので田んぼの水温を出来るだけ暖かく保つことです。しょっちゅう灌水するのではなく灌水する時は苗が水没しない程度にたっぷり灌水することです。
特に田植え直後は水温気温ともに低い日が多いため、苗を寒さから守るのは水しかありません。水温を出来るだけ高くする工夫は水管理の根本にあります。ですから気温の低い日、風の強い日などは水を深くして苗を守ることが大切です。
段々、気温も高くなって時々は初夏の香りもする頃です。水は出来るだけ水温が上がるように心がけ、灌水の回数を少なく、灌水する時はたっぷり灌水することに注意をします。
イネは分けつして茎の数を増やしていく
茎が太って枝分かれする「分けつ」が始まりました。田植えされた苗の数は2-3本なのですが、収穫のころまでには25本~28本くらいまでなります。それは苗の茎が太ってきて枝分かれする現象「分けつ」があるからです。
分けつ(茎数)が最高になるのは通常6月下旬とされていますが決して多ければいいわけではなく。(茎数が多過ぎると陽当たりが悪くなったり、病気の原因にもなる)栽培計画で茎数が何本にするか、あらかじめ計画して肥料などの栽培管理を決めているのです。
「分けつ」とはイネの苗が生育するに従って茎を太くするに従って枝分かれして独立していくことをいいます。通常、稲の場合田植えで植えられる苗は4-6本位。その後、1カ月ぐらいの間に「分けつ」して25本~30本位にまでなります。イネ科の植物が茎の数を増やしていく特徴です。
田植え後の初夏のようなお天気で、強風や低温もなくいたって順調。低温が入ったり冷たい強風もなく順調すぎるほどの生育を見せています。
今年は5月28日で草丈:23センチくらいか。
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