人々が住んでいる所からの眺めが最高の鳥海山
山はまだまだ冬、山頂に近い1/3は昨夜あたり新雪が降ったらしく白く輝いて見える。そうだ、山はまだ冬なのだ、里には春がやってきて、あたたくなって来た。立春にはまだ雪が降っていたのに、蕗の薹(山形ではばんけ)はもちろん梅も山茱萸(さんしゅゆ)も咲いている。
鳥海山2236m、風が冷たいので空気が澄んで、最高の鳥海山日和といえる。いつも不思議に思うのは、山形県の人はこちら側から見た鳥海山がいちばん美しいと自慢。秋田の人は庄内から見るより秋田側から見る鳥海山がいちばん勇壮な姿。それが最高!といい、譲らない。
それは、そこに住む人たちの郷土愛に他ならない。ふるさと自慢は尽きないから、広く日本中をみても、富士山でいうと静岡県と山梨県がどちらも日本一と譲ることを忘れ云い合いが続いているようだ。そして日本国中高い山は県境になりやすいこともあって同じようなことは掃いて捨てるほどありそうな気がする。
いかに、郷土を愛して自慢して暮していきたいのか「ふるさと自慢は」は譲ることを知らないようだ。しかしこれは誰にでもあって自分自身にも大いにある心情と思う。よく考えてみると住むとことが違えば違う山にみえるのは当たり前だから仕方がない。
だから、面白くない頂上から見たさ殺風景で味わいがないかもしれないが、「何処から見てみても鳥海山が最高!」という話しになるのだが、どちらともないフェアーな描写をして終わりにしよう。
一般的に視た鳥海山とはこんな山のようだ
鳥海山は山形県と秋田県境にそびえる成層火山で、東北を代表とする高山である。秀麗な山容から出羽富士、秋田富士の名で親しまれている。
鳥海山は中央火口丘の新山(最高峰)を中心に、行者岳、伏拝岳、七高山の比較的新しい東鳥海火山と、火口湖だった鳥ノ海(鳥海湖)、中央火口丘の鍋森を中心とする、笙ヶ岳、月山森、扇子森の西鳥海火山、および山腹に付随する寄生火山からなる複式火山である。
鳥海山は度重なる噴火活動が人々の畏怖の的となり、山そのものが火を吹く荒ぶる神としてあがめられ、山岳宗教が発達した。山頂には、大物忌神を祭る「大物忌(おおものいみ)神社」がある。ところが、修験道の発達とともに山上の奉仕権と嶺境の争いへと進み、江戸幕府裁定で決着を見るという、人間臭い一面を今に残す山である。(大物忌神社)
日本海から山頂部まで、わずか約15kmの独立峰で、冬の季節風をまともに受けるため、山の方位によっては積雪や風に大きな違いが見られる。そのためチョウカイフスマ、チョウカイアザミ、チョウカイチングルマなどの鳥海山特有の植物をはぐくみ、植生を規制してきた。
「つや姫」の一番の特徴は、なんと言ってもその「美味しさ」です。
際立つ「粒の大きさ」、「白い輝き」「旨さ」「香り」、「粘り」は、ごはんそのものがご馳走。
る(財)日本穀物検定協会の食味官能試験(実際に食べてみて、食味を判断する)において、外観については「艶がある」、「粒が揃っている」など、味については「甘みがある」、「うまみがある」などの評価が得られました。
その美味しさのルーツは明治時代に冷害の中でしっかり穂を着けた1本の稲から生まれた「亀の尾」という品種に由来しています。
https://www.ajfarm.com/fs/ajfarm/c/gr40
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