玄米食のすすめ 一日一食の玄米食
精米するときになくなってしまう大切なビタミン、ミネラルを豊富に含む玄米は、胚芽や表皮に大切な成分があり、噛めばかむほど味が出ます。繊維質が豊かなので、便通がよくなるなど、体質改善にも役立つと言われています。栄養たっぷりの玄米をもっと気軽にしかも美味しく食べたいものです。
なかなか継続するのが難しいといわれる玄米食をおてがるに、美味しく楽しく続ける方法ははたしてないのでしょうか。
玄米食が続きにくいのはなぜ?
根気よく続けることが大切という「玄米食」が続かないのはなぜでしょうか。何人かの経験者にお訊ねしてみると中々続けるのは玄米食が健康にはいいのは良く分かるが、困難な理由があることがわかってきました。
「炊飯しづらい!」「6時間も水に浸すのは大変!」「圧力鍋は買ったけど毎日は面倒!」「慣れればといわれたけど硬くてパサパサ、ボソボソして」「臭みはあるし味が美味しくない」
「30回以上噛んで食べると健康にいいのは解かるんだけど・・・」「何かすっぱいような匂いが気になって」というお答えが多くの方からきかれました。とても共感できるお話です。
その結果として、家族からもうやめてといわれてしまい、自分だけに別に作るわけにもいかず辞めてしまいましたというという悲しいお声が返ってきました。
わたしたちは「根気よく続けること」が大切な玄米食を続けることができるように内容を変えずに「もっと簡単に」「もっとおてがるに」「もっと美味しく食べながら」続けられるお手伝いができないか考えてみましょう。
玄米の基本の炊飯方法を参考に
基本の炊飯方法はこちら
玄米食を続ける基本姿勢は一日一食を3週間続けられるかが第一の問題です。それには理屈ではない「簡単・美味しい」が無いと継続できないでね。
下記の2つを基本にお好きな炊飯方法をお選び下さい。また一日おきに変えたりして工夫いただくと飽きないで効果の高い玄米食が続けることのおたすけとなります。
美味しい玄米食1 自然塩
自然塩を使用してミネラル補給と美味しさが期待できます。
- ミネラルの効果で体内の循環が高まり基礎代謝が改善されます。
- さっぱりとした飽きのこない味が玄米食を続けることを助けます。
- 水に浸す時間は「30分以上できる限り長く水に浸ける」くらいの考え方でいいと思います。
炊飯器で炊く場合のレシピ
材料
玄米3合 3カップ(540cc約450g)
水 玄米の量の約1.5倍(810から1000cc)
自然塩 小さじ1/3
ボールなどに玄米を入れて、白米と同じ要領で2-3回くらい水を替えてざっとすすぎます。塩を加えるのは、ミネラル分を増やして味をよくするためです。
美味しい玄米食2 ヨーグルト
プレーンヨーグルトを加えると効果が最大化します。
- でんぷんを分解する酵素アミラーゼが活性化して粘りや甘さが生まれます。
- ヨーグルトに含まれる乳糖の作用で玄米特有のヌカ臭さが消えます。
- ヨーグルトを混ぜて水に漬置きすることで玄米に含まれる大事な成分ギャバが2倍になる。
NHK「試してガッテン」でも取り上がられた効果の高い方法です。これは白米と同じく、それ以上に美味しく、玄米の成分を吸収よくするための方法です。
炊飯器で炊く場合のレシピ
材料
玄米3合 3カップ(540cc約450g)
水 玄米の量の約1.5倍(810から1000cc)
プレーンヨーグルト 大さじ2-3杯
ボールなどに玄米を入れて、白米と同じ要領で2-3回くらい水を替えてざっとすすぎます。ヨーグルトを入れることにより独特の臭みが消えしかも玄米成分の吸収効果が向上することに加え美味しい食事ができます。水に浸す時間は「30分以上できる限り長く水に浸ける」くらいの考え方でいいと思います。
根本は体質改善のために
体質改善はお肉を減らし玄米と野菜中心の食事から習慣化することではじめられます。腸内フローラを改善することで体質改善につながり免疫力のアップにも期待がもてます。
玄米にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれており、体内の不要な物質と結びつき、外へ排出するデトックス効果が強い食材です。
玄米はお米の種子を皮ごと食べるホールフードといわれるもの。人間が必要とする栄養素をほとんど摂取できるので「完全栄養食」と呼ばれているものです。
しかし炊いた玄米ご飯は食べ慣れていないと継続ができないという問題も起こりがちです。胃腸の負担となってしまい、逆効果になってしまう事も多いので中々続けることができません。
そこでお粥にすることで食べやすく吸収しやすい形にしました。継続的に玄米を取り入れるにはお粥にして食べることがいちばん負担の少ない方法なのです。
玄米で体質の改善に期待
このように各種の栄養成分を持つ玄米を常食にすると、生理機能(体の働き)は確実に改善されます。しかし、玄米は今日食べたから明日は体力モリモリというたぐいの即効性は有りません。根気良く続けることが必要です。
また、玄米食というのは玄米を中心にした正しい食生活という意味で「玄米菜食」というのも、そのためです。野菜もたくさん採り腸内フローラの改善を意識します。
基礎的な体質の改善に期待
玄米は、胚芽にあるタンパク質、外皮のセルローズの刺激により腸内の有益な微生物を繁殖させ、胃腸を丈夫にし、ミネラルの作用により弱アルカリ性のきれいな血液を造って全身に供給する為の体力がつきます。
高血圧・動脈硬化を防止に期待
玄米食にすると、血糖値が正常に保たれるのでストレスに対する抵抗力がつきます。同時に血管も弾力性を増して、高血圧・動脈硬化の予防になります。
貧血・不妊症を改善する
玄米を摂取することにより、ビタミン、鉄分、各種ミネラルを多く含むため、鉄剤を飲んだり、レバーを食べるよりも有効です。
便秘を解消し慢性病を予防
玄米の繊維が腸壁を刺激するために便秘が解消し、栄養のバランスがとれて、糖尿病・痔・肥満症などあらゆる慢性病も予防されます。
思考力の低下を防止する
ビタミン・ミネラルの作用で、血流の改善で頭の働きが活発になり、老化しにくい体が出来ます。
発ガン防止によい
玄米の胚芽には抗ガン物質のフィチン酸が有るうえ、血液を浄化する働きや活発な新陳代謝作用によって放射能、農薬などの化学物質を解毒し速やかに体外へ排出する作用があるのでガン発生の防止に有効。
以上のように、玄米の効用は広範囲にわたりますが、体質を変えることによって病気と手を切ります。
病気の方はもちろんですが、健康な方も、いや、健康な方こそ、その好ましい状態を持続する為に玄米食を実行して頂きたいものですね。
際立つ「粒の大きさ」、「白い輝き」「旨さ」、「香り」、「粘り」は、ごはんそのものがご馳走。味わうほどに至福の喜びに満たされます。山形の農の匠が丹誠込めて育てる、安全で、おいしさを極めた特別なお米。
日本中の、何よりも「白いごはん」が大好きな人にお届けします。
山形県、庄内平野を中心にした情熱あふれる生産農家から協力をいただいてそれぞれが自信を持って生産したお米を基本に販売しています。
玄米は氷温と14℃の低温倉庫にて保管し害虫やカビなどの被害に遭わないよう、また新米に近い状態を保つことを念頭に置いて品質管理しています。
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