わが家とこの集落、この地域は350年ほどの歴史があるといわれていますが、それなりに古いものもあり「おもしろ鑑定団」に出してみたいものもあることはあります。(笑い)
日々の雑事に追われる毎日を送っているの余裕のない暮らしがそうさせるのか、気がついたら今日はひな祭り、我が家に伝わる雛人形をあらためて見てみることに。最上段のお雛様、お内裏さまと三人官女が統一性がない。そして五人囃子がいないので関係ない人形が五体。
土人形 山形県酒田市の鵜渡川原人形は味がある
その下段はいろいろな人形でいっぱい、でもかなり古いものらしい。その中に地元で作られた土人形、地元で作られた古い鵜渡川原人形がある。兵隊さんや、金太郎さん、大黒さま、戎さま・・らしきものまで時代が流れる中で残されてきたのだろう。中々味のあるのが土人形のような気がして改めてみています。
江戸時代から湊町・酒田に伝わる豊かな色彩の、素朴で温かな土人形です。あまりかっこよくはないが、何故か温かみが感じられます。北前船で京都から伝わった伏見人形が原型といわれる土人形。江戸末期に大石助右衛門が作り始め、代々受け継がれてきたといわれています。
木型は上方の彫り師によるものと思われ吉祥人形が主だったようです。あらためて見ると味わい深い土人形です。大事に残していきたいと思いました。どうやって我が家にたどり着いたのか、京都から来たのか、かなりの歴史は感じますが何か古さの中に気品を感じます。
大きさは、小さめの人形だけど、子供のころから愛着を感じている人形です。どんな経緯で家の来たのかわかりませんが、ご縁があったのでしょうね。