今年の山形のお天気はお盆過ぎから猛暑がおさまり9月には涼しくなって10月は晴天で秋らしい寒暖の差が大きい日が続いています。昨年は、お彼岸頃まで30度以上の日が続いて、35度を超す猛暑日もありました。
しかし、今年は9月に入ると最高気温が25-28度C、高くても30度前後に最低気温も20度前後から20度Cを切って、18℃前後なのでこれはフルーツをはじめお米にも最高の条件になります。
ふつう果樹は昼の光合成により、糖類を作ると同時に、この糖類は夜温が高いほど、生理的活動である夜間の呼吸作用で消費されてしまうのです。そこで極論ですが、甘くするためには夜の呼吸が少なければ少ないほどいいわけで、そこでその条件として夜間の気温が低くなると呼吸量が低下して度が増すことになります。
「昼夜の気温の較差(寒暖差)が大きいと、果物を初めとする農産物は糖度が高く美味しくなる」とは、このことを言っています。
このように山形県の内陸のくだもの産地では夏でも夜は涼しく、植物の呼吸が抑制されることになり、その結果、果実の糖度が上がるしくみになります。
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