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山形日記

寒鱈祭りは庄内平野の冬の風物詩

寒鱈 寒鱈祭り 寒ダラまつり

 

 

 

寒鱈汁とは地元でどんがら汁と呼ばれる


庄内平野では大寒に入ったら寒ダラです。 寒い冬には、なんと言っても『寒だら汁』ですよね。これから旬を迎える「寒鱈」を余すところなく使用した寒ダラ汁を庄内地方ではみんな寒ダラの骨まで吸いつくすことから地元では「どんがら汁」といいます。

 

どんがらとはこの地方では魚の実をさばいた後に残ったもの、骨などのことをいいます。もちろん白子、鱈子も魅力ですが、中でも肝臓、アブラワタは名前の通り脂がのって最高です。

 

どんがら汁の名の由来の詳しいところは、寒鱈の「身とガラ」を用いることから「胴殻(どうがら)」が変化したとされ、魚を余さず丸ごと食べる庄内地方の漁師の豪快な浜料理として古くから伝えられてきました。

 

 

海も荒れる大寒のころになると庄内平野各地では「寒鱈祭り」と名うって冬場で最大のイベントが開催されます。

 

 

 

寒鱈 寒ダラ汁 寒鱈汁

シェフたちが名誉をかけて寒ダラ料理で競います。フレンチ、イタリアン、創作料理も


 

 

 

寒ダラ祭りは厳冬に行う一大イベント


今年も吹雪の厳冬が続く1月中下旬に唯一の楽しみは美味しいものを食べること。あまりの寒さに外出もできるだけひかえる中、少々吹雪いても雪が降っても楽しみに外出できるのは寒ダラ祭りの日だけです。

 

そして、寒だら汁ばかりでもなく、いろんなお店を覗いて楽しみながら食べ歩きします。そして、もうこれ以上食べられないほど食べ歩くのです。

 

中には寒鱈を使った色んな料理のブースも、フレンチ、イタリアン、寿司など庄内地方の有名店のシェフや店長が腕を競って作る創作料理です。

 

鶴岡のアルケッチャーノの奥田シェフも自ら先頭になって動き回っています。今回の品名は「寒ダラのクラムチャウダー風」でした。寒い中で行列がすごかった。

 

搾りたての日本酒の試飲会もあるから元気も出ますね。それであったまることも寒鱈まつりの楽しみ方のひとつです。美味しいお酒の季節が寒ダラと一緒にやってきました。

 

 

寒鱈 寒鱈まつり 寒ダラまつり

搾りたての地酒が飲める新酒の試飲会はいつも大勢の人だかりが


 

寒鱈汁で楽しむ搾りたて地酒


冬の日本海でとれたこの時期の真だらのことを寒ダラと呼びます。身も骨もぶつ切りにし、白子、タラコ、アブラワタなど内蔵も鍋にいれて味噌と酒粕で煮込んだ寒鱈汁を堪能するまつりです。

 

また、会場となる広場では今年も、酒どころ酒の酒田の酒まつりが同時開催です。

 

酒田市、遊佐町の9蔵を始め、酒田市と交流をしている秋田市からも参加して日本酒の有料ですが試飲会がおこなわれ販売も行われます。

 

庄内の人は日本酒好きが多いからいつも、寒ダラ汁と同様に沢山の人だかりができるほど盛り上がってしまいます。

 

このほかに、今回新たに「酒」の字がつく町つながりで【千葉県酒々井町】も参加し、日本酒の試飲を行います。今年の冬も、アツアツの寒鱈汁と日本酒で心も身体も温まり寒さなんかもう感じている暇がありません。

 

 

寒鱈汁 寒ダラ汁、寒鱈

白子たっぷり、アブラワタ、鱈子、岩ノリが入った寒鱈汁


 

 

 

寒鱈まつりは庄内平野の風物詩


寒ダラまつりは、鶴岡市 酒田市の庄内地方で大寒の時期に冬の味覚寒ダラを食えることで共通した屋外の大イベントです。

 

寒鱈まつりで振る舞われる寒鱈汁は、真鱈のことで味噌仕立てにした大鍋に身も骨も内臓も余すところなく入れ、豪快に煮たあつあつの郷土料理です。寒タラまつりが盛り上がる庄内平野の会場は鶴岡市 酒田市 遊佐町各地となっております。

 

庄内の冬はとにかく寒い!!そんな、寒さはあったかくて美味しい庄内の寒鱈汁を食べて吹き飛ばしましょう!!年明けの冬真っ盛り。ぜひ庄内平野各地の寒だら祭りの会場へいってみましょう。

 

 

寒だら汁は、農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で山形県の郷土料理に選ばれました。

 

 

 

寒鱈 寒鱈汁 寒ダラまつり

雪が降りしきる中寒さの中で食べる寒ダラ汁は格別です。


 

吹雪の庄内平野の各地それぞれの味わい


庄内平野では1月の大寒の時期を中心に時期を変え、場所を換え、各地で寒鱈祭りが開催されています。各地それぞれに微妙に違う料理方法があり、具材も違ったりもちろん味付けも違っています。

 

▼鶴岡日本海寒鱈まつり

 

「雪の降るまちを」の歌で有名なまさに雪の降る街「鶴岡冬まつり」 厳寒の日本海の荒波でもまれ脂ののった寒だらをぶつ切りにし、みそ仕立てで丸ごと鍋にして味わう漁師の料理です。

 

「寒鱈汁」(どんがら汁)は、鶴岡を代表する野趣あふれる冬の味覚。 この寒鱈汁を思う存分味わってもらおうというイベントが「日本海寒鱈まつり」。 鶴岡銀座通りを会場に、毎年約2万人のお客様を迎えて開催しています。

 

腕に自慢の10店舗を超えるお店で競い合って寒鱈汁を準備するので、食べ比べも楽しみの一つです。また、鶴岡の特産品や冬の味覚も販売され、さらには、太鼓の演奏や歌、音楽などのステージ もあります。

 

 


 

▼酒田日本海寒鱈まつり

雪のちらつく屋外で堪能するおまつりですが、寒ダラ汁と日本酒で体も温まります。会場では太鼓演奏「北前太鼓」や商店街の抽選会、さらには消防出初式(日曜日)もあり、冬の寒さが吹き飛ぶ土日の2日間です。

 


 

▼ゆざ町鱈ふくまつり

遊佐町の鍋はちょっと変わっています。寒ダラのタラとクサフグのフクを重ねて「たらふく」まつりとしました。日本海の冬の荒波にもまれて十分に脂がのった寒鱈とクサフグを大鍋で調理して、香り豊かな岩海苔をトッピングして食べます。
会場:遊佐町吹浦西浜 吹浦漁港

 


▼由良寒鱈まつり

由良漁港で獲れた寒だらを使った寒鱈汁で体も温まります。会場ではいろんなイベントが冬の寒さが吹き飛ぶ日本海の潮風を身近で感じるお祭りです。
会場:鶴岡市由良コミュニティセンター、由良漁港近辺

 


 

▼しゃりん寒鱈まつり

 

こちらの会場は日本海に隣接した北風、潮風が舞う人気の道の駅で開催します。鼠ヶ関港で水揚げされた庄内浜名物でこの季節限定の寒鱈(真鱈)を味噌仕立ての「寒鱈汁」にして販売します。目の前に広がる日本海で獲れた寒鱈ほか豊富な魚介類の直売もあります。
会場:鶴岡市、道の駅「あつみ」

 

 


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寒だら汁 寒だら通販 どんがら汁

寒だら通販 寒だら汁 どんがら汁厳冬の日本海寒だらをつかった郷土料理

寒さ厳しい冬に食べると、体があったまる栄養たっぷりの寒ダラ汁。
寒ダラとは、 真冬に旬を迎える真鱈のことです。
庄内地方では、この寒ダラを皮ごとぶつ切りにして(頭、内臓、骨すべて)を味噌で仕立てる鱈汁を通称「どんがら汁」といいます。
脂ののったアブラワタ(肝臓)を一緒に煮込むことで何とも言えない美味しさになり、冬になればどこの家庭でも食べる季節の地魚料理です

庄内特有の地吹雪が現れるころは、寒ダラのおいしい季節でもあります。この頃は、海も大荒れ厳寒期の漁となり、漁師さんたちも命がけの漁になります。
寒ダラは、重さ7キロから10キロほどの大きな魚で、何でも食べる大食漢の魚です。

 

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