人参ジュース 食物繊維の働き 一般的に食物繊維は、「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されている栄養素とされています。以前は、食べ物のカスとしてあまり重要視されていませんでしたが、食物繊維がもつ働きが明らかになるにつれて、五大栄養素に次ぐ第六の栄養素としてその存在価値が見直されています。 食物繊維は消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値...... 続きを読む
くだもの歳時記
スマートテロワール農村の成長 15兆円穀物産業創造の提案 その鍵は余っている水田の畑地への思い切った転換です。そこで国内自給率が低い穀物で家畜を育てます。その穀物や畜肉を地域の既存の工場で加工し、新鮮なうちに届け、最高の味を提供します。 一方、地の利を活かし流通・広告コストを抑え、「日常食品」で輸入原料による商品と対抗します。 地域の加工場やお店・消費者と手を結び、食と農を地域に取り戻すのです。 こうして曖昧な活用で財政負...... 続きを読む
にんじん全体からみると 人参を選ぶ際は、果肉の色がなるべくオレンジ色が濃い物を選びましょう。表面はなめらかで傷やひび割れがなく、品種にもよりますが、先が丸くなったあまり先が細くなっていない物の方が良い人参です。 葉が付いているものは葉先まで活き活きとしていて萎れていないものがいいのですが、葉付きのものは新鮮だと考えていいでしょう。 人参に葉が付いていない場合は、切り口が茶色くなってない新しい物を選びましょう。また、...... 続きを読む
月山高原の雪下にんじん 月山高原の雪解けは3月下旬になる。真冬の積雪は3mにもなって人を寄せ付けません。3月の春一番と共に急激に雪解けが早まります。雪下のにんじんは除雪をしながら掘り進んでいきます。ここでは収穫機械は使えません。プラウで掘り起こした土まじりの人参を手作業で収穫していきます。 人参の収穫作業は中腰での作業と寒さとの戦いが続きます。雪解けの水を含んだ畑はぬかるんでドロドロのところもあり、コンディションは最悪。もしかすると足腰...... 続きを読む
自分らしく生きるために農業を 月山高原でにんじん栽培を中心に畑作農業を営む高田さん兄弟は、ビジネスをするために「農業」を選びました。 そもそも兄、庄平さんの高校時代の夢はプロサッカー選手。山形県内では有名私立名門高校に特別待遇で入学しサッカー漬けの毎日で冬の国立目指すが3年の大事な時に膝の大けがでサッカーを断念。悩んだ末に進学して通訳をめざしました。国境を越え人々との交流に憧れ、大学ではアメリカに留学しました。 ...... 続きを読む
津南高原農産 社長鶴巻さん 昭和24年、鶴巻さん一家は津南高原の開拓地に鍛治屋として東京から入植した。鶴巻さんが10歳の時だったいう。 農家として入植したのではないため、農地の配分を受ける資格はなかった。しかし、農地に転用される前の山林を地主から買っていたため父親は農地を得た。条件の悪い場所で、水利権の問題などから旧村民の反発もあり苦労は多かった。 中学校を出て、一旦は東京に就職したが、体を壊して田舎に帰った。それと前後して父親が体を...... 続きを読む
飲みやすい人参ジュース 製造 私たち味の農園のある山形県の隣県となる新潟県といっても山形県酒田市は秋田県境に近い北端、津南町は長野県境の南端といえます。目的地のジュース工場は新潟県の豪雪日本一といわれる津南町にある津南高原農産という会社です。 目的地までの距離は450kmほどあります。羽越線経由の電車では不便なため車で行くと6時間かかることになり隔たりを感じさせられます。 秋や春に収穫された月山高原にんじんを加工してくれるジュース工場...... 続きを読む