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庄内砂丘メロン

庄内砂丘メロンとは?

庄内砂丘メロン

庄内砂丘メロンとは、山形県の庄内地方、日本海沿岸の砂丘で栽培されたメロンの総称で、栽培されているメロンの主な品種としては、アンデスメロン、鶴姫、クインシー、マリアージュ等があります。

庄内砂丘は、延長約35キロメートルにも及ぶ日本有数の砂丘です。その昔は、季節風による飛砂の猛威にさらされ、長い間、不毛の地と言われていました。 しかし、約300年前から始まったクロマツの植林により、砂防林が形成されたことや、地下水を利用した耕地化が進んだことにより、メロンを筆頭に様々な農産物が栽培されています。

メロンは、多日照、低湿度で、温度変化が大きい生育環境が望ましいと言われています。
庄内砂丘はその全てを備えた、メロン栽培に最適な風土となっており、糖度が高く、品質のよいメロンは、全国的にも高い評価を得ています。

庄内砂丘メロンが美味しい3つの理由

庄内砂丘メロン

理由1.「温度」

昼夜の寒暖差が大きい 空

庄内地方の沿岸部は海洋性気候で、夏は日照時間が長く、昼間は強い日差しと熱い西風に覆われますが、夜間は涼風に変わり気温が下がるため、昼夜の寒暖差が大きい地域です。
更に庄内砂丘は砂地のため、熱しやすく、冷めやすい特徴があり、地温格差も大きくなります。
この昼夜の温度差により、ネット(網目)の張りが良くなり、糖度が高く、果肉が緻密なメロンになります。

理由2.「 土 」

砂地で水はけが良い土壌 土

メロンは湿度に弱いので、水はけのよい土壌が栽培に適しています。
砂地は水はけがよく、水分をコントロールしやすいというメリットがあります。これにより瑞々しく、甘味の強いメロンになります。

理由3.「 水 」

良質な地下水 水

庄内地方は、東に月山、北に鳥海山、南に朝日山地と、三方を山に囲まれており、これらの山々の雪解け水が良質な地下水となっています。
この地下水を利用していることが、庄内地方が古くから米処、酒処と言われる所以で、同じ地下水で育てられたメロンは、ジューシーで香り高く、品質のよいメロンとなります。

庄内砂丘メロン

お中元に最適な庄内砂丘メロン

庄内砂丘メロン

春から夏にかけて、熊本から始まるアンデスメロンの収穫は、茨城に続き、7月〜8月の盛夏に庄内砂丘で最盛期を迎えます。
またアンデスメロンのみならず、露地メロンの生産量で山形県は全国第3位、東京都中央卸売市場に限定すると、7月の取扱量は全国第1位となっており、真夏のメロン市場は山形県が支えていると言っても過言ではありません。

ちょうど「お中元」の時期と重なるので、毎年多くのお客様からお中元の品としてお選びいただいております。T字のツル付メロンは高級感たっぷりで、ご贈答に最適です。

おいしくお召し上がりいただくために

庄内砂丘メロン
メロンの保存方法
メロンの保存方法

食べ頃になったメロンは、まるごと冷蔵庫に入れて保存、または半分に切って種を取り、切り口をしっかりとラップで密着させて冷蔵庫の野菜室で保存して下さい。
メロンは完熟してしまうと賞味期限が短くなるので、2〜3日で食べて下さい。
食べきれない場合は、メロンの皮と種を除き、一口大にカットして、冷凍保存します。冷凍したメロンは、ジュースやピューレとして使えます。

メロンの食べ頃
メロンの食べ頃

メロンは収穫後、常温(20℃〜25℃くらい)で追熟させてから食べます。
メロンのお尻の周りを軽く押してみて少し弾力を感じるようになるまで「常温」で冷暗所で保管してください。
食べ頃になるまでは「常温」で、完熟して食べ頃になったら「冷蔵庫」 で保存して下さい。メロンの果皮の色が黄色みを帯びてきて、甘い香りが強くなってきたら食べ頃です。食べる2〜3時間前にメロンをまるごと冷蔵庫で冷やしてから、適当に切ってお召し上がりください。

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