西瓜は1日にどれくらい食べていい?

西瓜は利尿作用もあり猛暑の夏には身体にいいフルーツ
一日の摂取目安は、皮ごとの量で成人で1-2切、300〜500グラムです。 スイカは水分量が多く消化に優れますが、同時に糖分も高めなのが特徴です。 過剰に摂取すれば、体重増加や血糖値上昇などのリスクを招き、生活習慣病につながるおそれがあります。
すいかは他の果物と比べてカロリーが低く、糖質も少ないため、ダイエットに向く果物です。 また、β-カロテンやカリウム、リコピンなど、健康や美容によい成分を豊富に含みます。 しかし、いくら低カロリーでも、食べすぎればカロリー過多になってしまいます。 すいかは1日200gまでが適量です。
また、夜にスイカを食べる顕著な効果は、睡眠の質の向上です。 スイカに含まれるトリプトファンというアミノ酸は、体内でセロトニンに変換され、さらに睡眠ホルモンであるメラトニンへと変化します。 このプロセスにより、自然な眠りを誘導し、深い睡眠を促進するのです。
ただ気を付けなければならないのが、腎臓の力が弱い方、腎不全の方には、スイカの水分とカリウムが逆にアダになります。 腎臓の力が落ちているために、水分やカリウムが尿へきちんと排泄できず、むくみや高カリウム血症を引き起こしてしまいます。 つまり、スイカが毒になってしまうのです。
▼美味しく食べるスイカの切り方
スイカ栽培に適した尾花沢の気候が、スイカの甘さを凝縮します。鮮やかな果肉とシャリシャリ食感。高い糖度が自慢です。山形の猛暑と夜の涼しい気候が生み出す温度格差はスイカに糖度を生み出す。 共同出荷にあたり、JAでは規定の糖度に達していないものは出荷から外すという厳しい選果基準をもうけている。 尾花沢スイカの独特の甘さは水はけのよい「クロボク」と呼ばれる火山灰質の黒い土壌はさらさらした水はけのよい土壌がうみだします。 食べ飽きしないすっきりした甘味と濃厚なスイカ味のシャリシャリの食感をあたえます。
夏の風物詩すいか。小玉スイカや大玉スイカなど、様々な種類のすいかがあり、中でも山形県尾花沢で栽培されている「尾花沢スイカ」は山形ブランドのスイカとして大産地となっています。美味しいスイカは猛暑を乗り切る原動力になります。