ラフランスの日本の産地はどこですか?
ラフランスの日本の産地、生産量トップは山形県で、全国の生産量の約8割を占めています。山形県は西洋なしの生産量が全国1位で、西洋なしの品種「ラ・フランス」は「果物の女王」とも呼ばれています。
ラフランスは明治36年に日本に導入され、大正初期に山形県に入ってきました。当初は見た目が悪かったり栽培の手間がかかったりしたため、缶詰用品種の受粉樹として利用されるだけでしたが、1970年頃から缶詰より生のフルーツの需要が高まり、生食のラ・フランスの意外な美味しさに注目が集まりました。
ラフランスは上品な甘さと梨らしい爽やかな酸味、ジューシーな果肉が特徴です。山形県では「山形ラ・フランス」の販売にあたり品質を維持するため、例年、「販売開始基準日」を生産団体が決め美味しいラフランスの販売に留意しています。
▼ラフランスが何故、山形県に定着したか
▼ラフランスの生産者小座間さん
ラフランスは果汁たっぷりの果肉はとろけるようなまろやかな口当たりで西洋なしの中でも一番の人気洋梨の女王です。追熟の難しさや外見がよくないなどの理由で長い間注目されていませんでした。追熟の難しさや外見がよくないなどの理由で長い間注目されていませんでした。昭和60年代になってから追熟技術が進んだことで、ラフランスの上品でとろけるような美味しさが知れ渡るや、一躍フルーツ界の女王となりました。
完熟になったラフランスは冷蔵庫で冷やして早めに食べましょう。保存したいときは冷蔵庫に入れまま保存できます。長く保存したいときはポリ袋に入れ冷蔵庫で保存しますが、完熟したものは冷蔵庫でもあまり長くは持ちません。常温よりは長持ちしますが出来るだけ早く食べることをお薦めします。また長期保存は半割で冷凍に、洋梨「ラフランス」は冷凍保存できます 完熟のラフランスは甘味の中にほんのり酸味がありトロっとした濃厚な味を楽しめます。