だだちゃ豆が美味しい時期はいつですか?
だだちゃ豆は収穫時期ごとに品種の名称がついており、収穫が早いものから7月下旬「極早生」「早生」「本豆」「晩生」最晩成種は9月上旬の「尾浦」という品種になります。時期によって、品種によって異なる味わいが楽しめるのも魅力です。
はたしてだだちゃ豆の品種とはいくつあるのでしょうか。「だだちゃ豆の品種は何種類ありますか?」と訊かれても一言で正確な答えが説明できませません。
なぜかといえば元々は各生産者の家にそれぞれの味がありその家の屋号を取って「○○だだちゃ」といわれているものがあり、各生産者がそれぞれで独自に種を選抜してきました。たとえば「太助」さん家の「だだちゃ豆」というように呼んでいました。ですから生産者の数だけ独自の品種があったわけです。
だだちゃ豆の品種、収穫時期、特徴を一覧でご覧になれます。生産者の数だけ品種があるといわれただだちゃ豆の品種を将来のために10品種に絞り込み、品質向上とブランディングに努めています。消費者、お買い求めいただくお客さまにわかり易さも提供しています。
この一覧をみながら今年はどの品種を選ぶのも楽しみとなります。だだちゃ豆の収穫時期による違い、早生晩成の違い、生産者による微妙な味の違いも楽しむことができるのではないでしょうか。
▼だだちゃ豆の主な品種 早生~晩生まで8種
▼だだちゃ豆の植付け風景 動画
茹でるとトウモロコシのような香ばしい風味が強く伝統の枝豆はあまい香りが広がり、やめられない独特のおいしさが特徴。だだちゃ豆の種子は自家で選抜淘汰を繰り返し自家採種し、白山地区では門外不出の家伝の宝として扱っています。
長い期間に渡り生産者の情熱と地域がこぞって競い合って「だだちゃ豆」の栽培に努力してきた人気の在来種「だだちゃ豆」。だだちゃ豆、白山だだちゃ豆は鶴岡市白山地区(大泉地区)に伝わる伝統野菜であり庄内地方で愛される夏の風物詩です。
ビールの夏にはおつまみに枝豆ですが、少し上質な時にはプレミアム枝豆だだちゃ豆とクラフトビールの相性は抜群といえます。だだちゃ豆であれば、美味しいクラフトビールを見つけていつでも相性の良いビールと美味しく楽しめることになります。旬の夏にだだちゃ豆をゆであげ頬張ります。だだちゃ豆によりこの地方では夏が始まります。