桃の食べ頃の見分け方はありますか?
美味しい桃の上手な食べ方
軽くふれて、やわらかみを感じれば食べ頃です。なお熟した桃は傷みやすいので、早く食べきりましょう。やわらかい感触の桃は手に持つと潰れてしまいそうで、皮もむきにくいかもしれません。
完熟の目印は、くぼみの周辺が青くないものです。まだ未熟な桃は常温に置いておいて完熟に、食べる1~2時間前から冷蔵庫で 冷やしておくと、多少果肉も引き締まり、皮もむきやすくなります。手を汚さずに、きれいに食べる方法を見てコツをつかんでください。
桃は、上部や皮に近い部分ほど甘く、みぞやヘタに近い部分はやや甘みが劣ります。また、あまり冷えすぎると味が落ちるので、食べる1時間くらい前に冷蔵庫に入れるようにしましょう。桃は枝に付いていた上部側よりも、お尻(果頂部)のほうが糖度が高くなる傾向にあります。そのためナイフでカットするときは、縦にくし形に切り、枝側の上部の方から食べると最後まで甘味を感じられます
食べるときはヘタの方からお尻にかけて食べていくと食べ終わった後、甘さがいつまでも口の中に残って美味しいでしょう。
▼桃の簡単な剥き方
山形県で栽培されている白桃は、一般的な「果皮が赤く果肉が白い桃」です。種類は、あまとう、あかつき、池田、川中島白桃、伊達白桃、西王母、幸茜、夢かおりなど。白桃の人気品種はなんといっても「川中島白桃」 。果肉がしっかりしていて日持ちがよく、甘みと酸味のバランスのよい桃です。
黄桃では黄金桃、黄貴妃、黄ららのきわみ、10月上旬に収穫する光月、黄貴妃は果汁たっぷりで、弾力のある滑らかな果肉が特徴、マンゴーの風味が微かに感じられます。山形の黄桃の歴史は古く、缶詰加工の時代から黄桃栽培ははじまり、現在の品質レベルの高い生食用の黄桃栽培につながってきました。白桃はあまとう、あかつき、川中島白桃、だて白桃と続きます。上品な香りに加えて日持ちも良く、質と量ともにトップにランクされています。