さくらんぼの旬は何月ですか?
さくらんぼの旬は、品種にもよりますが5〜7月とされています。 ハウス栽培のものは4月から出回りますが、山形の主力品種佐藤錦はちょうど梅雨の時期と重なる6月〜7月初旬にかけてが旬になります。
サクランボの美味しい季節は何時でしょう、さくらんぼの旬ということになります。それでは産地の山形さくらんぼの旬について栽培方法と収穫時期を見ながらの説明です。大きく分けると早生種(6月上旬:紅さやか)中生種(6月中旬、下旬:佐藤錦)晩生種(7月上旬、下旬:紅秀峰)になります。それぞれの旬に合ったさくらんぼが美味しいことにとなります。
また、雪が降り始める11月から12月の冬の寒さを経験させたサクランボの樹に温室設備によってビニールをかけてボイラーで加温して育てます。そうすることで、2月中旬頃には白いサクランボの花が咲き始め、ミツバチを放って授粉をたすけることで、4月上旬には立派な佐藤錦が収穫されることになるのです。小数派になりますが温室栽培だと4月下旬から6月上旬頃まで収穫が続きます。
山形県さくらんぼの収穫期間(通常栽培・露地栽培)
「佐藤錦」は糖度が高く、甘さ十分、そして酸味とのバランスが抜群に良い品種です。赤く色付いた果実は甘さが濃く、プリプリのさくらんぼが口の中ではじける食感はたまらない美味しさです。大粒になるほど、果肉が厚く果汁たっぷり。
甘さの中に程よい酸味が加わったジューシーな食味はさくらんぼの最高峰です。また、山形県では、ブランド品質を守るため、細かくサクランボの状態を基準化し、「秀」「優」「良」にランク分けされています。等級では「秀」以上。規格サイズで選ぶならL以上だと美味しいサクランボに出会えることでしょう。