さくらんぼの栽培と作業は大変と聞きますが?
さくらんぼは苗木を植えて、4年目ごろから花が咲き実をつけますが、一人前(成木)にまるまでは10年間もかかります。 実が小さいことと手作業の連続なので、果樹の中でも作業量は多く実を出荷規格まで育てるには多くの作業が続きます。
受粉の相性や、その地域に合った品種選びはとても重要です。 樹勢をコントロール出来ているさくらんぼの味は格別です。主な作業をあげてみます。
1月~3月 剪定 3月~4月芽欠き作業 4月中~下旬 5月中下旬 摘果作業 受粉 5月下旬 雨除けハウス 5月下旬~6月上旬 葉摘み作業 6月中~7月中旬 収穫作業
7月中旬 収穫作業 8月下旬~9月収穫後ビニール被覆の撤収 8月下旬~9月収穫後:お礼肥の散布 園地の草刈り 10月~11月 元肥散布などです。
■ 関連情報
「佐藤錦」は糖度が高く、甘さ十分、そして酸味とのバランスが抜群に良い品種です。赤く色付いた果実は甘さが濃く、プリプリのさくらんぼが口の中ではじける食感はたまらない美味しさです。大粒になるほど、果肉が厚く果汁たっぷり。
甘さの中に程よい酸味が加わったジューシーな食味はさくらんぼの最高峰です。また、山形県では、ブランド品質を守るため、細かくサクランボの状態を基準化し、「秀」「優」「良」にランク分けされています。等級では「秀」以上。規格サイズで選ぶならL以上だと美味しいサクランボに出会えることでしょう。