シードルの美味しさと楽しみ方 洋なしスパークリングといわれるシードルポワレは、搾りたての洋梨100%でつくられるスパークリング果実酒になります。果実の味と香り溢れる清涼な味わいと、軽やかな飲み口を楽しめるのが魅力です。 ALCも2%から9%ぐらいまでで、甘味料や酸味料は一切加えていない自然の味わい。キリッと冷やしたポワレは、ディップやデザート、魚介、豚・鳥肉料理ともピッタリ、ブリヤサバランなどのフレッシュチーズと合わせると感動の味になるといいます。 ...... 続きを読む
くだもの歳時記
和梨 洋なしの見た目の特徴から 日本では洋梨より、和梨が最も多く生産されています。洋梨(西洋梨)はヨーロッパ原産の果実です。和梨と洋梨の最も大きな違いは、形です。 特徴的なのはその形で日本の梨が丸い形なのに対して、西洋梨は上が細くお尻が大きい円錐形のひょうたんのような形をしています。 和梨、洋なしの美味しさの違いはどうなのか、洋梨(ようなし)と和梨は、ともに梨の仲間でありながら、外観、食感、味、栽培方法などに関していくつかの違...... 続きを読む
ラフランス 完熟サインとは ラフランスを美味しく食べるいちばん大事なことは「完熟を見極め」食べることです。ですからチェックポイントをしっかりおさえて完熟で召し上がってくれさえすればラフランスの本当の美味しさに辿り着くことでしょう。 完熟してからは冷蔵庫に入れると日持ちは伸びますが、ラフランスは食べ頃になってから美味しく食べられる期間は数日程度です。 [caption id="attachment_26220" ...... 続きを読む
ラフランスはフランス代表洋梨 ラ・フランスとは、1864年にフランスのクロード・ブランシェ(Claude Blanchet)が発見したフランス原産の洋ナシの品種です。 ラフランスは19世紀半ばにフランスでフランスを代表する品種として大きな期待を込めて生まれた洋梨を代表する品種です。 そのおいしさに「わが国を代表するにふさわしい果物である!」と賛美したことから「ラ・フランス」と名前がついたといわれています。 日本ではその名前に...... 続きを読む
ラフランス不人気の原因 実はラフランスは故郷である原産地フランスでは病害虫に弱く手間がかかることが原因して、ほとんど見られない品種となっているということが伝えられています。生産者に選ばれない品種、ほとんど絶滅寸前状態になっているといわれています。絶滅危惧種の存在になってしまったのです。 そんな中、1991年に山形県の「JAてんどう」がラフランスの原産国であるフランスに「ラフランスの苗木を1000本」贈呈しました。 ...... 続きを読む
ラフランスはフランス原産 ラフランスは19世紀半ば1864年にフランスでフランスを代表する品種として大きな期待を込めて生まれた洋梨を代表する品種です。そのおいしさに「わが国を代表するにふさわしい果物である!」と賛美したことから「ラ・フランス」と名前がついたといわれています。とてもフランスらしいお話です。 ▼山形県西...... 続きを読む
ラフランス生産量 栽培面積1位 山形県は、西洋なしの生産量が全国1位で全国の生産量の6割以上を占めています(令和2年)。特に、西洋なしの品種「ラ・フランス」は緻密な果肉、果汁の多さ、特有の芳香、そしておいしさから「果物の女王」と称されています。 山形県は全国の洋なし生産量は約1万9千トン余り、全国シェアで65%になり断トツの1位です。全国洋なし品種別作付け面積でもラフランスは洋なしの約65%の栽培面積を誇っています。 ...... 続きを読む
洋なし100%の発泡酒 シードルポワレとは洋ナシの発泡酒スパークリングワインのこと。フランスフランス北西部ノルマンディー地方ではシードル(りんごの発泡酒)と同じくらい親しまれている洋ナシ100%で作る発泡酒です。色は淡黄色から黄金色、ポワレ用の特別な洋梨を発酵させて造ります。 洋梨の発泡酒シードル、またの名をシードル・ポワレとも言います。洋梨の天然果汁を100%使用したシードルの一種だということなのですが、あまり知られて...... 続きを読む
美味しい「山形ラフランス」に仕上げるためには「果肉の充実した適期に収穫すること」が何より大切です。 山形県ではその年の気象経過や生育状況からおおまかな収穫時期を絞り込み調査を重ねています。長年の集積したデータを基にして各 産地において個々の農家がサンプル果実を持ち寄り関係者で詳細に検討し、きめ細かに内容を分析して最適な収穫時期を決めています。 ラフランス収穫は10月上旬から ラフランスは4月下旬頃開花して、白い可愛い花を...... 続きを読む
ラフランスは美味しい食べ頃を見極めるための処理として10日間冷蔵庫で低温処理します。それを予冷といいます。「予冷」とは低温冷蔵庫に入れ果実の呼吸を極端に抑制することをいいます。そして予冷したラフランス常温に戻すと一斉に呼吸を再開してデンプンを糖分に変え始めます。「予冷」から常温に出して「追熟」の期間を約10間経て「完熟」の食べ頃になるという仕組み。 ラフランス予冷の順序と方法 ①▼ ラフランスの予令は追熟に先立って一定期...... 続きを読む
ラフランス、洋梨の日本一の産地である山形県では山形県青果物等標準出荷規格を定め品質向上に努めています。 ラフランスのサイズについても同様に山形県の基準に従って取引がされています。生産の出荷基準があり、流通についても集荷についてサイズ、品質についても詳細な規格に基づいて取引されています。 「第1 ,この要綱は、青果物等の取引の公正と商品価値の向上を図るため、青果物等の 出荷規格を統一し、これを普及することにより、県産青果物の声価を高め、農業 経営の安...... 続きを読む
バラード洋なしの正統派 バラードは寒河江市にある山形県園芸試験場で育成された西洋梨です。親は「バートレット」と「ラフランス」です。山形県生まれ、山形県育ちの洋梨といえるでしょう。品種登録されたのは1999年(平成11年)ですが、一般的にはあまりなじみがありません。 現在では山形県の洋梨といえは何と言ってもラフランスということで、ラフランスの陰に隠れてあまりなじみがないということになるようです。 果実は大きく育ち一般的に大玉の洋梨といえ...... 続きを読む
山形生まれの洋ナシ バラード 山形県では「洋ナシ=ラフランス」というラフランスは山形を代表する洋なし。それは生産量、知名度、きっと美味しさもラフランスが一番と思っている方が多いですよね。でも、それは間違いかもしれません。 実は洋ナシにも沢山の種類があるんです。山形県で栽培されている洋なしはラフランス以外にもたくさんの種類が栽培され、道の駅や産直市場で販売されている洋なしもあります。 その中で、山形生まれ・山形育ちの洋ナ...... 続きを読む
緑系ラフランスより滑らか 金系ラフランスといわれるゴールドラフランスの果実の大きさは通常一般的なラフランスよりもやや小ぶりのものが多いようです。その形自体はラフランスと替わりませんが、表面が全体に灰茶色のサビに覆われ、追熟させると正に「金」色を思わせるような色合いになりゴールドラフランス(金系ラフランス)とも呼ばれとてもきれいです。 サイズは大きくなっても4Lくらいまで、緑系ラフランスのように5L...... 続きを読む
緑系ラフランス(左)と金系、ゴールドラフランス(左) ラフランスはフランス生まれ ラフランスはフランスのクロード・ブランシェ氏が1864年に発見したとされる西洋梨で、日本には1903年に導入されました。 当時の導入目的は食用としてではなく、当時主流だった実力派のバートレットなどの受粉用として導入されたようです。バートレットは単一の品種同士では交配しないため授粉専用の目的だったようです。 ちなみにバートレットの樹20本...... 続きを読む
サビの正体は表皮の斑点 洋梨やラフランスは本来、陽の当たったものは表面に黄色がかったサビ色の出るのが特徴おまけにちょっとザラザラしています。そのようなことから、樹光を大切に考え、枝々にまんべんなく光が当たるよう樹の形を作っていくと斑点が多いラフランスが生まれてきます。 美味しいラフランスが出来る南向きの斜面が多く喜ばしいことなのですが、良く見ると一般的なものより斑点が多いように見えます。洋梨やラフランスの果皮には「さび」...... 続きを読む
洋なし缶詰用から生食の時代 ラフランスは19世紀半ばにフランスでフランスを代表する品種として大きな期待を込めて生まれた洋梨を代表する品種です。そのおいしさに「わが国を代表するにふさわしい果物である!」と賛美したことから「ラ・フランス」と名前がついたといわれています。とてもフランスらしいお話です。 日本にラフランスが渡ってきたは明治36年といわれています。その後山形県に伝わったのか不明であるものの山形県には樹齢が100...... 続きを読む
上記の写真は認定スーパーラフランスの樹木、厳しい検査が行われ出荷します。もちろん畑も厳しい審査の上、基準値に合格すると認定されます。認定されたラフランスの樹は1本ごとにナンバリングされたタグをつけて一年の栽培を履歴として残します。認定の畑、認定の樹木、認定の生産者だけが栽培した最高級ラフランスを指します。 スーパーラフランス選定基準 ラフランスの生産量日本一を誇る山形県天童市。スーパーラフランスは山形...... 続きを読む
栽培 テーマは濃厚フルーツ 今でも、矢沢栄吉ファンでオートバイが趣味という小座間 剛さん。そのたぐい稀な生産者の小座間(おざま)剛さんに「濃厚フルーツ作り」についてお話しを聞いてみました。 小座間さんのラフランスの果樹園にお邪魔しました。園地に入ると落ち葉が堆積しているように土がフワフワなので驚きました。どうやるとこんなに柔らかい土壌になるのかです。 お話しを伺うとだんだ...... 続きを読む
特大ラフランスの栽培方法 ラフランスは、収穫までの栽培期間が長くかかる果物です。平年ですと4月30日から5月1~2日頃に花が満開になるのですが、それから165日…つまり約5ヶ月半かかってやっと収穫できるようになります。 栽培期間が長いほど管理作業が多くなり、多くの管理作業などの栽培に関する作業が必要になってきます。 実の数を制限して樹の負担を軽減し、実の大きさ、品質を良くするためにまだ蕾時から作業がはじまります。 ...... 続きを読む