エチレンガスを抑制 蜜入りの新鮮なリンゴを食べた瞬間の触感、感動が忘れられない美味しいリンゴの魅力です。またその歯ごたえ、食感、濃厚な甘さ、適度な酸味が美味しさの価値観といっても過言ではないでしょう。このような美味しいリンゴにいつも出会えるとは限りません。100%満足するりんごにはなかなかめぐり合わないのが現実です。 それは、あなたのお手元に届くまでの過程がどのような過程を経たものかわかりません。リンゴをもいだ時の新鮮さがどれくらい持続できるかもと...... 続きを読む
くだもの歳時記
100%リンゴ発泡酒シードル フランスのイメージといえば豪華絢爛のファッションブランド、ルーブル美術館など芸術の都パリという印象も強く記憶されているでしょう。また洗練された食文化、フランス料理に代表されワイン、スパークリングワインなどが魅了する食材の国というイメージがあります。 このフランスにあって、北部の地方ブルターニュは少し地味なイメージがあるかもしれません。しかしブルターニュは食文化、すぐれた食材を生みだす地域として個性的で奥の深...... 続きを読む
イタリアではイエローと呼ばれ 長野県の生産者からの発信からですが、シナノゴールドは長野県が開発したりんごですが、食材を大切にする食文化の国イタリアと正式契約をしてこの品種の栽培権を輸出する形となったということです。黄色の鮮やかな食味の良いリンゴとしてイタリアでも人気が高くなっているようです。 今後イタリアのりんごの40%がこのりんごになる見込みとの話題も真実味を帯びて伝わっているようです。イタリアではシナノゴールドその名も黄色「イエロー」という名称...... 続きを読む
りんごは皮ごと生で食べる お腹の調子が悪い時や風邪をひいたり、体調の悪時はりんごがいいとよく言います。りんごを加熱調理すると栄養成分が高くなるといいますが本当でしょうか。にわかには信じられないこの質問。しかし、これは最近の研究の結果、本当だということがわかってきました。 したがって、りんご(くだもの全般)は生で食べた方が身体に良いという常識が覆されつつあります。どうやら、りんごの栄養成分、ビタミン、ミネラル、...... 続きを読む
変色の注目成分プロシアニジン 「1日1個のりんごは医者いらず」と言われている理由、 この言葉はイギリスの一地方で生まれたことわざであるとされていますが、それほどりんごには健康をサポートする栄養成分が豊富に含まれています。 りんごの内臓脂肪を減らすことでいま話題になっているりんごポルフェノールの成分プロシアニジンもその一つでしょう。 りんご由来のポリフェノール「りんごポリフェ...... 続きを読む
山形県内でも栽培は少ない知名度もいまいちの品種「こうとく」ですが、りんごファンに少しずつ知られるようになってきました。 こうとくは東光という品種の自然交雑から青森県で生まれた品種です。1個の大きさは小玉で150~180g位が平均的サイズです。あきらかに小玉でしかも着色の悪いりんごです。 しかしこのリンゴの特徴は、素晴らしい香りと蜜入りの味、外見は悪い小粒のリンゴですが食べては驚きの美味しさがあります。 こう...... 続きを読む
りんごの剪定作業は1月に始める 冬の雪のある間に果樹園では一斉に剪定作業がはじまります。山形県では寒さに強い順にりんごはいちばん初めに洋なし、さくらんぼ、桃の順ということになります。 この順序にはちゃんと理由があります。果樹のタイプには2タイプあり、仁果類と核果類があります。仁果類にはりんご、梨が属します。果実の中心に芯があり小さい種が複数入っていっているタイプです。秋の果物に多いタイプです。 桃、スモモ、...... 続きを読む
生産するサンふじの一種、極ふじ(きわめふじ)の全量を蜜入りセンサーで検査。検査済みでセンサー数値2以上の蜜入りリンゴだけを「蜜入り極ふじ(きわめふじ)」として販売する計画しています。あくまでも計画の段階としての取組を紹介します。 サンふじの蜜入り数値2以上 このサンふじの蜜入りを検知する蜜入りセンサーはサンふじの蜜入りの程度を1(少ない)から5(多い)までの5段階で表示します。 そのうちの2以上...... 続きを読む
取り置きで冷凍材料として りんごを沢山いただいて食べきれないれないリンゴあったら、冷凍保存してみませんか。りんごの通常の切り方からクシ切りして皮付きのまま冷凍保存できます。随時、解凍してコンポートなど加熱処理してつくることもできるし、冷凍保存するとデザートやスイーツなどにもすぐに使えて便利になります。 冷凍ならではの良さもたくさんあるので、好きな方はもちろん、スイーツ好きの方も必見です。りんごを8等分してクシ切り、小...... 続きを読む
こうとく蜜センサーで全量検査 今年のりんごシーズンから「こうとく」の蜜入りを蜜入りセンサーを使用して全量検査をおこなうことで蜜入りの科学的な裏づけのあるこうとくの販売が出来るようになりました。 今までの、人間の経験と勘による選別しか出来なかったのが、明確な蜜入りの程度をセンサーによって数値化してこうとくの蜜入りが明確に選別が出来るようになったのです。 今まで出来なかった蜜入りの程度を数値して正確...... 続きを読む
蜜にも旬が 蜜は無くなる ふじりんご(サンふじ)は貯蔵性が高いのも特徴の一つで、専用の低温保管庫での保存だと半年以上品質を保てると言われています。 しかし、蜜についてはどの品種も収穫して1カ月余りで消えて無くなるという宿命があります。どんな技術を駆使しても不可能のようです。それはリンゴが生きている限り呼吸をしているからなのです。 このときにリンゴ自体の呼吸によってエネルギーである糖質...... 続きを読む
こうとく葉摘み9月中旬から 「こうとく」は11月上旬に収穫される蜜たっぷりのりんごです。その「こうとく」の葉摘みは9月中旬頃からはじめます。葉摘みするのは太陽のエネルギーをたっぷり取りこんで蜜いっぱいの美味しいりんごにするためです。 りんごは葉摘みすることによって太陽光がりんごの葉っぱ全体に当たるようにして、りんごに養分が集められ実の着色もすすんできます。 りんごの樹全体を見たときにうっそうとし...... 続きを読む
太陽たっぷりのサンふじ栽培 太陽光をたっぷり当てるために果実の周囲の葉っぱを摘んで日当たりを良くすることや、日陰になっている側に日を当てるために1個、1個「玉回し」という作業を行います。これはもちろん美味しいサンふじを作る条件の一つ。 ちなみに玉回しというのは樹になっているサンふじを1個、1個、反転させて日陰になった部分をムラなく日に当たるようにりんごの実を繰り返し反転させていく作業のことをい...... 続きを読む
無袋栽培ふじの発祥地 山形 「ふじりんご」は通常、果実に袋をかぶせて育てる有袋栽培が主流でしたが、「サンふじ」は果実に袋をかけないで生産した 無袋栽培した太陽光たっぷりのふじりんご(サンふじ)を指します。りんごに袋をかけずに栽培される無袋栽培の山形のふじは、太陽の光をふんだんに 受けて育ちます。 この栽培方法には「葉摘み」という太陽光の利用を最大化して、美味しさも最大化しようという作業です。無袋栽培のふじ...... 続きを読む
ふじは長期保存が可能 ふじりんごは秋から冬にかけて旬をむかえる長期保存が可能なりんごの品種です。保存の方法をしっかり守るとより長く、美味しく楽しむことができます。 ふじりんごの保存時で注意すべきことは、温度が高いところと乾燥に弱いことです。長期保存したい場合は、低温(0~5℃)で湿度(80%以上)の場所に保存しておきましょう。 ふじりんごの旬である冬場であれば暖房の効いていない涼しい場所で日の当たらない場所(冷暗所)暖かいところであれ...... 続きを読む
ふじ世界に広がる人気の品種 ふじりんごは「国光(こっこう)」と「デリシャス」を交配し育成された品種です。また1962年に品種登録されて以来日本で最も沢山作らてるようになったリンゴです。 その人気は海外でも広がり、中国やアメリカなど各国で作られるようになり、世界でも最も沢山生産されているといわれています。 その人気の秘密はまさに「味」にあること、「ふじりんご」蜜入りリンゴの美味しさは多くの人の認めるところで、加えてシャリ感のある...... 続きを読む
1962年(昭和37年)に品種登録された「ふじ」半世紀以上が過ぎ、同じ「ふじ」の中でも枝変わりなどを繰り返しいろんなふじの系統ができています。その中には品種登録している系統もあります。つまり、優秀な本家に対して分家がたくさん生まれています。その中の一つの分家に「極めふじ」という品種が登録されました。いくつかの育種家や苗木商の方が選抜改良した品種が「ふじ」の中にも生まれています。 きわめ(極)ふじの特徴 極ふじ(きわめふじ)の重さは350g位...... 続きを読む
こうとく・ふじ・はるか 現在日本のリンゴの品種で蜜が入るものはそんなに多くはありません。直ぐ頭に浮かぶのは誰でも知っている「ふじりんご」だと思います。 その他には、稀に早生ふじの中の完熟したものや、お天気によって少し蜜入りするものがあるようですが、高い確率で蜜入りする品種は「こうとく」以外あまり見当たりません。 ところが、最近になって注目の「はるか」という黄色いリンゴの品...... 続きを読む
蜜自体の糖度は高くはない 全面に蜜が入ることで最近人気上昇中の「こうとく」ですが、蜜ばかりではなくその香りの高さ、爽やかな甘さ、シャリシャリしたジューシーな食感、が大変好評で人気が急激に高まってきました。 実際に「こうとく」を食べてみると蜜が多いので「濃厚な味?」と思うのですが意外と爽やかなすっきりした甘みが口に広がります。 決してしつこいほどの濃厚な甘さではないのに驚きます。口飽きしないのでたくさん食べられる...... 続きを読む
昂林・こうとく・サンふじ栽培 早生:昂林(早生ふじ) こうとく(中生) サンふじ(晩生)の品種構成で同じリンゴでも作業がかぶらないように阿部りんご園では有効な作業配分を考えた一年の作業体系が構築されています。 「ふじりんご」は通常、果実に袋をかぶせて育てる有袋栽培が主流でしたが、「サンふじ」は果実に袋をかけないで生産した 無袋栽培したふじりんごを指します。 山形県はその無袋栽培のりんごの発祥の地なのです。ここ山形県から無袋栽培の技...... 続きを読む