特大ラフランスの栽培方法 ラフランスは、収穫までの栽培期間が長くかかる果物です。平年ですと4月30日から5月1~2日頃に花が満開になるのですが、それから165日…つまり約5ヶ月半かかってやっと収穫できるようになります。 栽培期間が長いほど管理作業が多くなり、多くの管理作業などの栽培に関する作業が必要になってきます。 実の数を制限して樹の負担を軽減し、実の大きさ、品質を良くするためにまだ蕾時から作業がはじまります。 ...... 続きを読む
くだもの歳時記
ラフランスの花は純白で丸み 5月の上旬になるとラフランスの花が咲きはじめます。ラフランスの花の色は純白。花ビラは円形でつくりがしっかりして風になびくような感じはありません。指輪の宝石のように5本の爪に真珠が挟まれているように見えます。 小さなバラのつぼみにも似ています。西洋梨もサクランボ、桃と同じ「バラ科」とは信じがたい気がします。 ラフランスは真っ白な花を咲かせます。ソメイヨシノなどの桜とは違...... 続きを読む
コンポートで冷凍保存する方法 ラフランスを長期間冷凍保存させたいときに一番よく使われるのが、ラフランスをシロップで煮詰めてコンポートにするという方法です。 そこでここでは、そのままでもスイーツに入れても美味しい、簡単でシンプルなラフランスのコンポートの作り方を紹介します。この方法を知っておくだけで洋梨の冷凍保存がぐっと楽になるので、ぜひ参考にしてみてください。 ラフランスの冷凍保存は半割したままダイレクトに冷凍するより...... 続きを読む
ラフランスは冷凍保存できます 完熟のラフランスは甘味の中にほんのり酸味がありトロっとした濃厚な味を楽しめます。果汁たっぷりの果肉はとろけるようなまろやかな口当たりで西洋なしの中でも一番の人気洋梨の女王といわれています。 ラフランスの気品あふれる香りを残し長期保存したい方のために冷凍保存の方法をお伝えしたいと思います。冷凍保存の前に準備しておく条件をまず整理してみましょう。 忘れてならないのは、ラフランスは追熟させると甘...... 続きを読む
手がすべるけどクシ切りに 通常の食べ方としてはラフランスは、クシ切りです。皮をむかずに4等分に切ります。真ん中の軸の部分をりんごのように切ります。8等分に切ったりしてもいいです。お好みの大きさに切って最後に皮を薄くむいて、お召し上がり下さい。 完熟になったラフランスは冷蔵庫に冷やしていただきます。皮をむいて芯を取りだしてリンゴのように皮をむいてクシ形に切って食べるのもいいのですが、完熟したラフランスは果汁が滴り手がぐちゃぐちゃに汚れ...... 続きを読む
ラフランス不細工の代名詞 これからお話しするのは、まさにラフランスが辿ってきた「シンデレラストーリー」と呼ぶにふさわしいお話です。 山形弁で「みだぐなす」という言葉があります。直訳すると「見ためよくなし」といい、訛って「なす」とは「なし」「梨」でもあり、つまり「みだぐなす=みばえが悪くかっこ悪い梨」という見下した卑下する意味が込められた言葉です。 ラフランスが脚光を浴びる以前...... 続きを読む
ラフランス完熟が見えない 当初は高価な果物としてわずかに出回っていましたが、グルメブームの到来で、広く一般的に入手できるようになったのは最近のことです。ラフランスの生食が一般化するのにいちばんの問題は食べ頃が判りずらいことでした。そして、この問題に関しての具体的な対策をどうするかという課題の克服にあったのです。その結果山形では、予冷というルールを一般化して食べ頃となる完熟期を明確化することになったのです。 ラフランスが流...... 続きを読む
ラフランス食べ頃は完熟のとき 「ラフランス」は食べ頃になっても果実の色が黄色に変色しない場合が多いので、プロでないと食べ頃の判断が難しい果物です。しかし、そのプロの使っているコツさえつかめば簡単に食べ頃がわかります。 ラフランスの食べ頃は完熟のときが最高の食べ頃といえます。またラフランスは食べ頃になるまで常温で保管して下さい。 食べ頃をむかえた「ラ・フランス」は濃厚で芳醇な香りととろけるようななめらかな舌触りで「西洋な...... 続きを読む
ラフランス選びは難しくない ラフランスは甘味の中にほんのり酸味があり、果汁たっぷりの果肉は濃厚な香り、にとろけるような食感、まろやかな口当たりで西洋なしの中でも高い評価を得ています。しかし、課題として熟しても果皮の色はあまり変わらず、食べ頃がわかりづらいという問題があります。 このように、食べ頃がが難しいゆえに完熟になると独特の香りが漂い軸の周りの果肉は弾力をおびて、果汁たっぷりのクリーミーな果肉を楽しむことが出来るので...... 続きを読む
フランスでは知らていない品種 ラフランスはフランスが原産で1864年に発見された品種です。甘味の中にほんのり酸味があり濃厚な味を楽しめます。果汁たっぷりの果肉はとろけるようなまろやかな口当たりで西洋なしの中でも一番の人気です。 日本ではようやく洋なしの品種として知られ始めていますが、本家本元、原産地のフランスでは絶滅の危機にあるというマイナーな存在と聞き及びます。 果実の平均サイズは200~250gくらいで出荷されるの...... 続きを読む
ラフランスは緑系と金系が ラフランスといえば緑色の洋梨で豊かな香りと滑らかな食感、果汁たっぷりで「洋梨の女王」と呼ばれるにふさわしい山形の特産品といえます。 実は、ラ・フランスの色には緑系と茶色系の2種類あります。通常流通されているものが緑系のラフランスです。茶色のものは通称「金系ラフランス」ゴールドラフランスと呼ばれ、昭和30年代に山形県園芸試験場 で枝変わり(突然変異)として発見されたものといわれています。 &...... 続きを読む
くだもの果樹園のお花見 サクラ(ソメイヨシノ)の満開が終わるころ、果樹園のさくらんぼの花が徐々に満開を迎えます。山形県の桜は満開から葉桜へと姿を変え、お花見の舞台は「果樹園の花々」へと移り変わります。 山形県ではソメイヨシノが4月中旬に満開になり、約1週間後にサクランボ、桃、ラ・フランスの花の開花がはじまります。サクランボの花が終わる5月上旬にはリンゴの花も満開になって来ます。 それぞれの花は1...... 続きを読む