柿は栄養豊富なくだもの 「柿は実も葉もヘタもまるごと使える成人病の薬」といわれ、古くから民間療法に利用されてきました。また、「柿は人類最古の栄養食」、「柿が赤くなれば医者が青くなる」という言葉もあります。薬が乏しかった時代において医者が青くなる程ですから、柿にはすごいパワーが秘められているのです。 ...... 続きを読む
くだもの歳時記
柿を食べると血圧が下がる 柿には非常に多くの栄養が含まれています。 そのうちの一つであるビタミンCには、免疫力を高め風邪を引きにくくする働きがあります。 その含有量はミカンの2倍にもなり、柿1個で1日分の必要量に相当します。 また、血圧を下げる働きのあるカリウムや、コレステロールを下げる働きのある食物繊維も豊富に含まれています。 また、柿の渋みの中には、かき渋タンニンが含まれていて、血圧を下げる効果があります。...... 続きを読む
柿1日1個を目安に食べる 柿の摂取量の目安は1日およそ1個(約200g)です。柿の食べすぎにはたしかに注意が必要ですが、適量を守って食べることでビタミンやミネラルを効率的に摂ることができます。 柿には魅力的な栄養成分がたっぷりなので、この目安量を意識して上手に食事に取り入れてみましょう。また柿は果物であるため、糖質も多く含みます。柿100gあたりの糖質の量は14.3gで、ほかの果物100gあたりと比較すると以下のようにな...... 続きを読む
干し柿は栄養成分が豊富 干し柿にはβ‐カロテンやカリウムをはじめ健康や美容に良い栄養素を豊富に含んでいます。また、生の柿に比べてビタミンCが少ないですが、その代わり食物繊維を多く含んでいるので、腸内細菌の活性化、バランスも整え、スムーズな便通にも役立ます。 ただし、あまり食べ過ぎると便が固くなり、逆に便秘になってしまう可能性もあります。糖質も多く含むため、1日に食べるのは1個を目安にしましょう。なお、おやつとして食べる時には、低糖質な食...... 続きを読む
柿は日本の秋のイメージ やさしい甘みがクセになる柿。旬の季節を迎えると食べる機会が多くなりますが、1日にどのくらいの量を食べるのがよいのでしょうか。柿好きな方も多く、つい大量に食べてしまうことも、よくあるのは柿を食べ過ぎ、お腹を壊すことも、原因は身体を冷やしてしまうことが関係しています。 栄養豊富で健康への期待も高い柿ですが、うっかり柿を大量に食べすぎてしまうと、身体に不調をきたしてしまうのでは、と心配する方もいるかもし...... 続きを読む
柿は栄養成分が豊富な果物 柿は「柿が色づくと医者が青くなる」といわれるほど栄養価の高い果物です。 ビタミンCをはじめ、βカロテンや食物繊維などの健康成分が凝縮されています。 免疫力の向上や美肌効果、腸内環境の改善、二日酔いの予防などに効果があります。 また喉や鼻の健康維持につながり、風邪の予防に役立ちます。 ビタミンAとしての機能のほかに、β-カロテンに備わっているのが強い抗酸化作用。 抗酸化作用には、生活習慣病や老化の原因とされる、活...... 続きを読む
りんごのシャリ感 硬さの目安 旬のりんご、どれもおいしそうですが、年を越した春まで品質を維持したりんごを選ぶのは、見た目だけで判断できないので意外と難しいものです。 りんごにも個体差がありますから産地、品種、栽培方法、大玉で美しい外見でも、「ボケりんご(果肉が柔らかくなり粉質化した状態)」になっていたりします。りんごのボケとはシャリ感が無くなり柔らかく味がボケてしまうことをいいます。 小玉で肌(果皮)が荒れあり...... 続きを読む
りんご 葉でつくられる味 りんごの甘さは、光合成により葉で作られたソルビトールが果実に運ばれ、果実内で果糖やブドウ糖、さらに果糖とブドウ糖が結合してショ糖に変換されます。 また、生育期の果実内ではソルビトールからブドウ糖を経由してデンプンに合成され、果実に蓄積されます。成熟するにつれてデンプンが分解されるとともにショ糖が著しく増加してきます。 そして、成熟にともない、酸っぱい元となるリンゴ酸も減少して、糖度が増...... 続きを読む
青森県藤崎町で誕生 世界で最も生産されているりんごの品種が「ふじ」。その「ふじ」が誕生した地が青森県藤崎町です。藤崎町は、青森県津軽平野の中央に位置する町。リンゴの品種「ふじ」が育成され、その名の由来となった町である。 1938年(昭和13年)、誘致によって藤崎町に創設されたのが農林省園芸試験場東北支場でした。約18.5ヘクタールの広大な場所です。 園芸試験場では、寒冷地での農業、とりわけ園芸作物に関する広範な研究が行われ、りんご...... 続きを読む
サンふじとは サンふじと「ふじ」りんごとしての品種は同じものです。栽培方法が違います。サンふじは無袋栽培のふじリンゴを指します。 無袋ふじは無袋栽培のりんごは、太陽光をたくさん浴びるため、一般的に有袋栽培のものよりも糖度が高く蜜が入りやすいと言われています。 無袋のりんごは販売時に「サン(太陽のサン)」が品種名の前につけられ、つまり「サンふじ」とは、無袋ふじを指しています。山形県の山間の町、朝日...... 続きを読む
日本のりんごの始まり りんごは日本では植物学的にはセイヨウリンゴと呼ばれ、世界では数千年前から栽培されている果樹。栽培面積も多く、単位当たりの収穫量も多い果物であることから、現在では木になる果物としては世界で一番生産量が多い果物です。 現在、世界一の生産量を誇るりんご品種「ふじ」は、かつて青森県にあった農林省園芸試験場東北支場(現 農研機構果樹研究所)が育成し、1962年(昭和37年)に、藤崎町の町名などにちなんで命名・品種登録されたり...... 続きを読む
蜜りんごの美味しさ成分 サンふじ、こうとくなどのりんごを切ったとき蜜があるとこれは美味しいリンゴと断定してしまいます。それは蜜りんご食べて美味しい経験を今までしてきたからにほかなりません。しかし、それは何が美味しくしているのか具体的には根拠はありませんでした。 何故そんなに美味しいのか。何が美味しさの本体なのか。考えていませんでした。この機会にその本質に迫ってみたいと思います。 蜜入りリンゴを切った瞬間に甘い濃...... 続きを読む
りんご 鳥の集まる木 中国の呼び名「林檎(りんちん)」をりんきん、りんき、りうごうなどと呼んでいたのが転化したと思われる。 漢字の林檎は、鳥が好んで集まる木という意味があるとされます。 りんごに限らず果物の甘い味や香りは鳥を呼び寄せることができると思いますが、その中でもりんごが特に鳥を呼び寄せていたのかもしれません。 そしてりんごという名前についても「檎」という漢字が漢音で「キン」呉音で「ゴン」と呼ばれていた事...... 続きを読む
りんご一日半分~1個食べる 習慣的にりんご(1/2個程度)を毎日食べるようになると、りんごに多く含まれている水溶性食物繊維のペクチンが消化を促進させ、胃酸のバランスを整えてくれます。 便秘や下痢にりんごがよいといわれるのはこのためです。またペクチンはアレルギー性疾患の予防に有効だという報告もされています。 さらにりんごに含まれるポリフェノールの一種「カテキン」には抗酸化作用があり、高血圧やがん予...... 続きを読む
りんご八千年の歴史から りんごが最初に栽培されたのは新石器時代で、8000年ぐらい前の炭化したりんごがトルコで発掘されています。野生種のりんごの採集から、りんごの栽培の歴史が始まり約4,000年前には人為的に栽培されていたと言われています。 そしてその後、紀元前1300年にはエジプト、ナイル川デルタ地帯に果樹園の跡が発見されます。ギリシャ時代にはりんごの野生種と栽培種を区別し、接ぎ木で繁殖させる方法が書かれました。 そして、ローマ...... 続きを読む
りんご八千年の歴史から りんごが最初に栽培されたのは新石器時代で、8000年ぐらい前の炭化したりんごがトルコで発掘されています。野生種のりんごの採集から、りんごの栽培の歴史が始まり約4,000年前には人為的に栽培されていたと言われています。 そしてその後、紀元前1300年にはエジプト、ナイル川デルタ地帯に果樹園の跡が発見されます。ギリシャ時代にはりんごの野生種と栽培種を区別し、接ぎ木で繁殖させる方法が書かれました。 ...... 続きを読む
りんごの変色のメカニズムは りんごのカット面が茶色くなる原因はリンゴポリフェノールの主成分であるプロシアニジンやその他のポリフェノールが酸化されるためです。結果的にプロシアニジンの酸化によって他の果実成分が酸化されるのを守っているのです。 つまり、カット面が茶色くなった(酸化した)時点で、プロシアニジンはその抗酸化力の一部を使ってしまったことになります。そのため、プロシアニジンが体内に入ってから抗酸化力を発揮するためには、食べる時点での...... 続きを読む
りんごは朝に食べる 朝にりんごを食べるメリットは、りんごの抗酸化作用のポリフェノールが100種類以上も含まれ、体の酸化を防ぐ老化予防のアンチエイジング効果に期待ができます。そしてりんごに多く含まれる水分でお通じを促し、かむ回数を増やすこと冒頭でお話したようにダイエットへの効果が期待できるといった点です。 特に日常から間食が多い方は、小腹が空いたときに、お菓子類を食べる代わりにりんごに置き換えてみてはいかがでしょうか。おなかの調子が整うこ...... 続きを読む
リンゴで健康ケアを実現 生活習慣病として、血糖・血圧・肥満・消化器系の悩みなどがありますが、りんごを毎日の食生活に取り入れることで健康的なケアが期待できます。 りんごに豊富に含まれるカリウムは、高血圧などの原因となるナトリウム(塩分)を排出する働きをします。 カリウムは野菜にも含まれていますが、茹でるなどの加熱調理によりかなりの量が流出します。 りんごの皮部分にはポリフェノール、β-カロテン、食物繊維などがりんごの皮の部分により多く含ま...... 続きを読む
りんご皮 ポリフェノール摂取 りんごにはポリフェノール成分が多く含まれていることが分かり、注目を浴びています。 ポリフェノールは、糖尿病や肥満、動脈硬化といった生活習慣病の予防や、ガンの予防、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を抑える作用、肌を白くする作用などが知られています。 ポリフェノールとは、植物が光合成を行うときにできる物質の総称です。植物が持っている物質ですが、人のからだの中に入っても、抗酸化物質として有効に働くこと...... 続きを読む