りんごポリフェノール 皮に多い りんごには様々なポリフェノールが含まれており、それらは総称して「りんごポリフェノール」と呼ばれています。最も多く含まれているポリフェノールは「プロシアニジン」といいます。 強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去して血流を改善したり、美白効果があると言われています。 していりんごを切ると切り口から茶色く変色してきますが、あれはりんごポリフェノールが空気中の酸素と...... 続きを読む
くだもの歳時記
こうとく「高徳」全面に蜜が あらためて、「こうとく」の美味しさの特徴をみてみましょう。香り高い果肉は黄色っぽくて硬く、しゃり感があります。 甘味は中くらいですが酸味が少なく、香りが特に強く食味は大変良好というの果樹の苗木販売会社の「こうとく」についての説明です。 欠点は、品質にばらつきがあって、中に蜜入りのよくないのがたまに混じることもあること、サンふじと比べると小玉なこと、蜜入りが多いほど劣化...... 続きを読む
保存方法は水分を保つこと リンゴの中でも、こうとくは果肉に特に水分が多いため乾燥に弱いリンゴの品種です。おいしさの源泉の水分が失われると美味しさも失われて食味が格段に落ちてしまいます。 こうとくの保存方法で大切なのは温度管理と水分の管理です。こうとくの出回る11月は温度の低いのですが、東北、北海道の15℃以下の室温ならいいのですが、暖房のきいた部屋は温度が高く乾燥もしていますから避けた方がいいでしょう。  ...... 続きを読む
つや姫の保存方法は 白いご飯好きのために、白ごはんの旨みで勝負できるお米として開発された山形県の「つや姫」。その白ごはんの旨みを守るための保存方法を考えていきたいと思います。 「財団法人日本穀物検定協会」や「農業総合研究センター」等のお米の味の評価では、「甘み」「うまみ」「艶」などに優れており、コシヒカリを上回る評価を得ています。 その味の特徴は、甘みや旨みはもちろん、口当たりや粘り気などの米の...... 続きを読む
モーツアルトを聴きながら つや姫 ミルキークイン はえぬき ひとめぼれ コシヒカリなどの銘柄米をお届けしています。味の農園のお米は山形県、庄内平野を中心にした情熱あふれる生産農家から協力をいただいてそれぞれが自信を持って生産したお米を基本に販売しています。 お米は生き物、生鮮食品という考え方から「お米は鮮度を大切に」という基本的な姿勢です。白ごはん大好きのお米好きの人のためにもお米の風味、食感、食味に関わる鮮度を...... 続きを読む
上記の写真は認定スーパーラフランスの樹木、厳しい検査が行われ出荷します。もちろん畑も厳しい審査の上、基準値に合格すると認定されます。認定されたラフランスの樹は1本ごとにナンバリングされたタグをつけて一年の栽培を履歴として残します。認定の畑、認定の樹木、認定の生産者だけが栽培した最高級ラフランスを指します。 スーパーラフランス選定基準 ラフランスの生産量日本一を誇る山形県天童市。スーパーラフランスは山形...... 続きを読む
栽培 テーマは濃厚フルーツ 今でも、矢沢栄吉ファンでオートバイが趣味という小座間 剛さん。そのたぐい稀な生産者の小座間(おざま)剛さんに「濃厚フルーツ作り」についてお話しを聞いてみました。 小座間さんのラフランスの果樹園にお邪魔しました。園地に入ると落ち葉が堆積しているように土がフワフワなので驚きました。どうやるとこんなに柔らかい土壌になるのかです。 お話しを伺うとだんだ...... 続きを読む
「りんごの蜜入りを切らないで判定する方法は無いのか?」この問題は長く取組まれてきた課題です。つまり、蜜入りりんごを切ってしまえば商品価値がなくなってしまうからです。 最近では、蜜センサーなるデジタルな機器も開発されているのに市場では蜜入りの度合いまで表示されることはめったにありません。 蜜入り検知器「みつライト」 リンゴの中心部にある甘い「蜜」が入っているかどうかを、リンゴを割らずにしてリンゴの箱詰め段階に、一瞬で...... 続きを読む
蜜入りに魅了され早く導入 生産者のお話しより・・・。 私が「こうとく」に出逢いこのリンゴの凄い蜜入りに惚れてこの品種に接木をはじめたのは今から18年前です。接ぎ木の台になるリンゴの樹は二男が生まれた記念に植えたジョナゴールドという品種でした。 この樹は、その時21年目に 入りこれからが稼ぎ時の樹でしたが、この品種に見切りをつけて、樹齢21年の樹に接ぎ木を始めました。だれも見向きもしない「こうとく」に何か光る魅力...... 続きを読む
桃は美味しいほど常温保存で 桃は、常温保存すると買ってきてから3-4日が保存できるのが限度です。上手に冷蔵庫の野菜室で保存しても1週間が精いっぱいといえます。もちろん、それぞれの桃の熟している状態によるのですが、いったん熟れると3日程度で傷み始めてしまいます。夏くだもの桃を生のまま保存するのは容易ではありません。 桃は「冷やして食べたい」と冷蔵庫で保存している方もいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ところが桃は冷蔵...... 続きを読む
だだちゃ豆は一刻も早く茹でる だだちゃ豆は真夏の食べものですから特に鮮度が落ちやすい食べもの、収穫してからできるだけ早いうちに茹でて召し上がるのがいちばんです。だだちゃ豆は特に鮮度で決まると言っても過言ではありません。 食べきれない場合は冷凍保存できますが、鮮度が命のだだちゃ豆ですから、出来るだけ鮮度のいいうちに茹でる事が何より美味しく食べるポイントです。生のまま保存すると急激に鮮度が落ちて美味しくいただけませんから、新...... 続きを読む
すももは完熟まで常温保存 もぎたてのスモモは新鮮ですがさすがに食べるには酸っぱすぎます。これが好きな方は別にして、酸味が強いスモモは採りたては酸っぱくて食べるのが大変です。スモモは採れたてよりもしばらく(4-5日)常温保存して、追熟した方が酸味が抜け美味しさが引き立ちます。 また生プルーンは常温で保存しながら表皮にシワが寄るまで追熟させて完熟で美味しく食べる方法もあります。そこですももと生プルーンの保存法を考えてみたいと思います。 ...... 続きを読む
日本すももと西洋スモモがある スモモには一般的に呼んでいるすもも(日本すもも)とプルーン(西洋スモモ)があります。日本で一般的にすもも(日本すもも)として扱われている物は中国が原産の丸い形のスモモになります。李、プラムと同じことを指します。 これに対し、主にヨーロッパやアメリカで古くから食べられてきた西洋スモモがあり、一般的にプルーンと呼んでいます。形状は日本すももと比べると縦長の楕円形で実の色は、すももが黄緑や赤色に対し収穫時の色...... 続きを読む
すもも プルーンは同じ仲間 すももとプルーンの分類や呼び名は曖昧です。この点が多くの誤解を招いていることも事実です。 すもも(李)は 英名: japanese plum すももには日本すももとヨーロッパすもも(西洋スモモ)があります。通常すももと言えば日本すももをさし、ヨーロッパすもも(西洋スモモ)はプルーンと呼ばれます。 日本すももは古来から日本にあった果樹ですが、アメリカに渡り品種改良され、それが日本に再び導入され現在の優良...... 続きを読む
ギフト用 ご自宅用の違いも 桃は温暖な気候を好むので大産地では山形県がほぼ北限とされています。ところが、この北限の桃が、その完成度の高さで評判になっています。山形では桃の無袋栽培、有袋栽培があります。 有袋栽培の中に、部分有袋法、完全有袋法の栽培方法もあり、ギフト用、ご自宅用などの用途に応じた其々のねらいがあります。そして桃の生産量は全国でも5本の指に数えられる実績も積み上げてきています。 山形...... 続きを読む
特大ラフランスの栽培方法 ラフランスは、収穫までの栽培期間が長くかかる果物です。平年ですと4月30日から5月1~2日頃に花が満開になるのですが、それから165日…つまり約5ヶ月半かかってやっと収穫できるようになります。 栽培期間が長いほど管理作業が多くなり、多くの管理作業などの栽培に関する作業が必要になってきます。 実の数を制限して樹の負担を軽減し、実の大きさ、品質を良くするためにまだ蕾時から作業がはじまります。 ...... 続きを読む
もともと「こうとく」は蜜入りは良いもののリンゴの中ではかなり小玉の品種といえます。Mサイズ(180g~200g/個)それをLサイズ(200g~250g/個)まで引き上げるには大変な努力と根気がいります。 果実の大きさと数と整える 「こうとく」や「ふじ」などのリンゴはつぼみ時に行う摘蕾(らい)、開花時に行う摘花、幼果期に行う摘果があります。 もちろん摘果の時期は早いほど良く、実を摘む摘果より 花を...... 続きを読む
スイカはなるべく早く食べる スイカは、収穫されるとその時から美味しさが増すことはなく、追熟せず味が落ちることになります。ですからスイカは購入したらなるべく早く食べるようにしましょう。スイカは他の果物やメロンのように収穫してから追熟して美味しさが増していくようなことはありません。 収穫してからだんだん美味しさが失われていく性質の食べ物なのです。収穫後に適切な涼しい場所だと常温で2週間くらいでしたら品質の劣化はなく、美味しく食べられると...... 続きを読む
スイカ大好き美味しい西瓜 暑い暑い猛暑の夏は何といってもスイカがいちばんいちばんですね。スイカには大勢で浜辺で遊ぶスイカ割りや夏休みの思い出、田舎の縁側でおばあちゃんが出してくれるスイカが懐かしく思い出されます。 すいかは日本の夏の原風景、夏とスイカは子供のころの思い出がいっぱい。一つのノスタルジアとなっています。それではあなたもスイカの「目利き」になってスイカの選び方の達人になってみてはいかがでしょうか。 [ca...... 続きを読む
だだちゃ豆の美味しさ根粒菌 ぷっくらとおいしそうに膨らんだ「だだちゃ豆」の美味しさの 決め手は「根粒菌」をいかに多くするかにかかっています。上記の画像のようにだだちゃ豆の根には瘤がいっぱい、この瘤の中には根粒菌が増殖します。 だだちゃ豆はほかの作物のような連作障害(同じ土地に同じものを作ると障害が起きる)がありません。それは根粒菌が連作障害を回避する役割を担っているからだといわれています。 逆に...... 続きを読む