つや姫は10月下旬に稲刈りが始まる
庄内平野では9月下旬から「ひとめぼれ」がその後「はえぬき」「コシヒカリ」最後に10月下旬になると「つや姫」の稲刈りとなります。
庄内平野に秋の訪れ、平野全体が稲刈りの季節になりました。稲刈りには厳しい条件が付きものです。雨が降ると中止になります。朝露が降りると10時頃まで刈り取りを待ちます。
田んぼの状態も影響します。しっかり乾いていない田んぼではぬかるんで、コンバインがスタックしたりします。稲刈りするにはいろんな条件をクリアしていないとなりません。
つや姫などのお米の収穫は雨に全く弱い
スーパー台風など異常気象が気になる夏から秋にかけてのお天気でしたが、曇り空から雨が降りそうなはっきりしないお天気です。稲刈り作業はとても雨に弱い。
生産者はそれぞれの品種の刈り取り適期に収穫を考えていますが、雨が降ると稲刈りは出来ないのです。雨はイネの茎であるワラが濡れるとコンバインに急激に負荷がかかります。
それは、稲刈りをする収穫機のコンバインの特性で、機械に負荷がかる濡れた稲を刈り取るとすぐに、稲ワラとお米の籾(モミ)の選別ができなくなり、稲ワラなどが機械の中で詰まり起きてコンバインが故障してしまいます。
コンバインは本当に雨(水)に弱いんですね。このように水に弱いのがコンバインですから稲刈り作業は秋の朝露が降りた時など、朝露が乾かないうちは作業ができません。
朝に弱いコンバインの作業
朝が弱いのは誰かに似ています。ワラが乾くまでコンバインは稼働できないのです。
通常、朝露が乾き始める9時半頃からコンバインは動きだします。コンバインは水にもの弱いですが、朝も弱いという特徴があります。それは朝露が稲を濡らしてしまうからですが、とても水分には弱い特徴があります。もちろんお天気に左右されておコメの収獲作業はすすんでいきます。
お米も一定の水分まで乾燥させて刈り取り、乾燥機にかけてお米にする作業をするので、雨などでお米が濡れると全く作業ができなくなりますから、雨が降ると生産者は前の日などにあらかじめ刈り取っていた籾(モミ)をお米(玄米)にする。籾をお米にして袋詰めする調整作業や出荷の作業をしています。
つや姫の稲刈りはいちばん最後
雨の日でもこのような作業があるので困らないのですが、毎日お天気が続くような年は、雨の日にする仕事を朝夕の作業でこなさないといけなくなってしまいますから、毎日が忙しなくなってしまいます。
いずれにしても稲刈りの主導権を握っているのはお天気ということになりますね。
9月中旬から早生の品種あきたこまち、ひとめぼれ、そして、下旬にはササニシキ、はえぬき、10月になってコシヒカリ、つや姫の順に稲刈りはすすんでいくのですが、今年は雨に悩まされる稲刈りの年になりそうな気がします。
この稲刈りの季節は往々にして、秋雨前線が稲刈りの大きな天敵になることもしばしばあります。さあ今年はどんな稲刈りになるのでしょうか。そして豊作になってくれるのでしょうか。これから少しずつ作柄情報がささやかれる季節になります。
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日本中の、何よりも「白いごはん」が大好きな人にお届けします。
山形県、庄内平野を中心にした情熱あふれる生産農家から協力をいただいてそれぞれが自信を持って生産したお米を基本に販売しています。
玄米は氷温と14℃の低温倉庫にて保管し害虫やカビなどの被害に遭わないよう、また新米に近い状態を保つことを念頭に置いて品質管理しています。
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