あんぽ 柿干し柿の保存方法
あんぽ柿の保存方法は干し柿と同じです。ただし、しっかり乾燥して水分が抜けた干し柿よりも水分が50%と多いので、扱う際には表面を傷つけないように注意するようにしましょう。
干し柿の保存方法についてこ紹介します。今回は、常温・冷蔵・冷凍の3つの温度帯別に保存方法と保存期間をまとめています。あんぽ柿は水分50%、一般の干し柿を水分25~30%と分類しています。保存する環境によってばらつきがありますので、あくまで目安となります。
注意点としては、干し柿は湿気に弱い食べ物です。正しく保存しないとすぐにカビが生えてしまいます。どの保存方法でも、しっかりと湿気対策をすることが大切です
干し柿の常温保存の方法と保存期間
干し柿の常温保存について、常温保存のよい所は、食感と甘みが食べごろの時とほとんど変わらず味わえるところです。干し柿本来の味を楽しめるおススメの保存方法ですが、保存期間が短めなので注意が必要です。
1,サランラップやキッチンペーパーでひとつひとつ包みます。
2,そのあとは風通しが良く、直射日光のあたらない出来るだけ温度の低い場所で保存してください。
常温保存する際の注意点として、干し柿の水分がしっかり抜けていることが必須条件です。つまり乾燥状態と果肉の水分が関係してきます。そのほかにも表面の状態、燻蒸処理した場合は1週間から10日とそれより長くなります。
干し柿の常温保存の保存期間は保存の温度でも違ってきます。ご家庭でつくる場合は燻蒸していないのでカビやすいので2~3日と思ったより短いと考えてください。
干し柿の冷蔵保存の方法と保存期間
冷蔵での保存は常温にくらべて保存期間がすこし長くなります。注意点として、うまく密閉できていないと冷蔵庫の中で乾燥して少しずつ固くなることがあります。
また、干し柿は臭いを吸収しやすいので、その点でもしっかりと密閉することが必要です。
▼干し柿の冷蔵保存の手順は
1,サランラップやキッチンペーパーでひとつひとつ包みます。
2,ジッパー付きの保存袋に入れ、しっかりと空気を抜き密閉します。
3,そのまま野菜室にて保存します。干し柿の冷蔵保存の保存期間は1週間から1か月です。
干し柿の冷凍保存の方法と保存期間
干し柿の冷凍保存について、他の保存方法にくらべて、最も長く保存できます。一度に食べきれないほどたくさんある場合におススメの保存方法です。
1,サランラップやキッチンペーパーでひとつひとつ包みます。
2,そのあとに、保存袋(ジップロック等)に入れ、しっかりと空気を抜き密閉します。
そのまま冷凍室に入れて保存します。
3,解凍の際は、包んだラップを外して常温にて解凍or冷蔵庫でそのまま5〜6時間自然解凍すると美味しく召し上がれます。
4,干し柿の冷凍保存の保存期間は半年から1年です。長くなると乾燥して固くなるので注意してください。
干し柿あんぽ柿の美味しい食べ方
あんぽ柿は、福島県伊達市で作られる特産品です。皮をむいた柿を硫黄燻蒸してから乾燥させて作られ、オレンジ色の果肉とゼリーのようなトロッとジューシーな食感が楽しめます。
あんぽ柿は、干し柿よりも生に近い柔らかい食感と味なので、いろいろな食べ方が楽しめます。また、お菓子のように、そのままお好みの飲み物と一緒にお茶うけとしていただくこともできます。
食べやすい大きさにカットしてヨーグルトやトースト、パンケーキなどのトッピングにするのもおすすめです。またおつまみとして、クリームチーズや生ハムなどと合わせても美味しく食べられます。また、干し柿と同じように料理やお菓子作りなどにアレンジ可能です。以下に干し柿を使った料理やお菓子のレシピを紹介しているので、参考にしてください。
秋から寒い時期にかけておいしくなる干し柿。そのまま食べることが多いかもしれませんが、実はお菓子や料理にも活用できる食材です。 この記事では、干し柿を使ったアレンジレシピをご紹介します。いつもの食べ方とは違った味わいが楽しめますよ。
あんぽ柿が手に入ったら、そのまま食べるだけでなく料理やお菓子にアレンジして、味わってみてくださいね。
▼庄内藩士が幕末に開墾 松ヶ岡開墾場の庄内柿