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くだもの歳時記

にんじんジュースが出来るまで

にんじんジュース 人参ジュース 月山高原にんじん

人参の果肉どろどろスムージー


健康な完熟にんじんの果肉を粉砕、食物繊維を活かす。人参の果肉を細かく粉砕したドロッとしたスムージーのような人参ジュースは山形県の月山高原で育った人参が原料です。美味しい人参は健康な土壌から生まれます。完熟の臭味の少ない健康にんじんは数年をかけた継続した土作りによる健康で免疫力の高い土壌が育てます。

 

病気に強い健康な完熟にんじん作りをするには、土壌から変えなければなりませんでした。土壌微生物が月山高原の畑を耕すといってもいいでしょう。ここまで来るには10年の歳月かかっています。

 

大量の完熟堆肥を投入し続けてきました。牧草などの有機物、木材くず、貝化石、そして発効促進してくれる発酵を促進する菌類を混ぜて高温発酵させ堆肥化して大地にすき込んでいきます。土壌1gの中には1万個以上の微生物、6000~50000種のバクテリアが存在しています。この土壌細菌の力を最大化して土作りをしてきました。

 

にんじんジュース 人参ジュース 月山高原にんじん

にんじんの国内生産は全国に分散している


 

月山高原は赤土石混じり台地


月山高原の土壌はもともと石の混じった赤土の荒れた大地でした。この貧しい赤土を野菜に適した土壌に替えるには土作りをして土壌微生物を活かして時間をかけて増殖することで、にんじん栽培に適した耕地に変えたのです。

 

このようにして、4年、5年してくる頃から効果があらわれはじめます。土壌菌の活動が活発化して赤土の粘度が徐々に団粒構造化して来るのです。団粒構造化してくると水はけのいい、作物に都合のよい栽培しやすい優しい土壌に変わります。余分な化学肥料の害も出なくなります。

 

にんじんジュース 人参ジュース 月山高原にんじん

美味しい人参ジュースは美味しいにんじんから


 

完熟した人参 エグミを除去


人参臭、青クサミの無い完熟ニンジンを作る。CN率の高い完熟人参が目標です。完熟するとにんじんは人参臭や青臭味の無い状態になるからです。土作りで土壌が出来上がってくると作物は健康に順調に成長します。病気も少ない人参になるのです。

 

そして、その結果、人参臭味の無い完熟した果肉の柔らかいふっくらして果肉が出来てきます。人参のC/N比が高まると収穫します。C/N比とは有機物に含まれる炭素と窒素との比率を表す指標です。この数値を土作りの参考にすることで、圃場で栽培する作物に最適な土壌を準備できます。

 

人参づくりの原点は土作りにあり、土壌細菌の数と種類の旺盛な健康で免疫力の高い土壌が出来ると健康で完熟な美味しい人参になる事なのです。まして月山高原は冬には3mの豪雪地帯一年かけて人参だけを栽培します。

 

さらに無理をしない栽培は次の年は休み、2年に1回の作付をしています。続けざまに同じ作物を栽培することはしませんから安心のゆとりある栽培方法といえます。

 

 

にんじんジュース 人参ジュース 月山高原にんじん

月山高原の畑でにんじんの播種作業。土作りで発芽もスムーズ


 

食物繊維がたっぷりな人参


にんじん食物繊維の役割とは、腸内細菌を増やし腸内環境を活性化することが目的です。人参には100gあたり2.8gという野菜の中では高い食物繊維があります。前述にあるように酵素によって分解されるタンパク質や脂質、糖質などとは異なり、食物繊維は消化酵素に分解されることなく小腸を経て大腸まで届けられます。

 

食物繊維の特徴的な事は、分解されないまま小腸に届けられるところが重要なことで、腸内の細菌の増殖に大きな影響があるとされる理由にもなります。

 

食物繊維は消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。

 

現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。人参の上質な食物繊維を取り込むことで、腸内細菌を増やし、多様性のある腸内フローラを完成することが目的です。そして、腸の役割として免疫力の高い身体にすることが役目になります。

 

にんじんジュース 人参ジュース 月山高原にんじん

月山高原は標高300mの高原、夏は月山から涼しい風が吹く


 

土壌細菌が土作り人参が腸活を


免疫力の高い土壌が健康な人参を育て健康で完熟した人参が美味しい人参になります。土作りのねらいは腸内フローラという腸内細菌を旺盛に育てることに似ています。健康を高めるには土壌細菌によって免疫力を高めることと同じです。

 

土壌の中の細菌数と微生物のバリエーションを豊富にして土壌の免疫力を高めることで病気に強い健康な人参が育つ環境が生まれるのです。その健康な土壌には健康であることで生まれる免疫力に支えられた作物が育っていくことになります。もちろん美味しい人参はこのような環境がないとできません。化学肥料に頼った細胞の粗い作物とは違います。

 

健康な土から生まれた作物は、細胞のきめ細かさがその密度が全く違った作物になります。ふっくらとした果肉は細胞の密度が細かいのです。人参以外の原料は、国産りんご、梅エキス。こちらは人参特有の臭味を抑え、美味しく持続できるように加えてあります。この人参ジュースの美味しさの秘密です。

 

にんじんジュース 人参ジュース 月山高原にんじん

にんじんの果肉を粉砕ミクロのメッシュで濾過し殺菌する


 

 

濃厚ドロっとした食感いい


食物繊維たっぷりの人参スムージーとドロッとしたスムージーの質感が美味しさの秘密です。このにんじんジュースは果肉を圧力を加えて搾るのではなく、果肉を砕いて果汁にするジュースというよりスムージーに近い製造方法です。

 

無添加なので搾った果汁は高温高圧でレトルト殺菌されています。 殺菌処理された果肉ペーストはビンに詰める前に、非常に細かいミクロンのメッシュフィルターを通しています。このフィルターを通ることによって、やわらかくて細かい果肉の食感だけがジュースとして残ります。まさにドロッとした質感はスムージのよう。

 

この処理ができる設備は津南高原農産以外あまりなくこちらの工場ではそれを早くから取り入れていました。

 

にんじんジュース 人参ジュース 月山高原にんじん

人参ジュースの果肉を粉砕し濾過する工程がスムージー食感に


 

人参の皮むきは大切な工程


人参はすべて手剥きによって処理するのがベスト、熟練が人参を手剥きしています。

それは、土の中に育つ人参は皮をしっかり剝かないと無添加での製造が難しくなります。そのためすべて熟練の職人が手剥きしています。機械では人の手より雑な処理になってしまうからです。

 

実は無添加ジュースを作る工程の中で 特に重要なのが「人参の皮むき」です。少しでも皮が残ると合成保存料なしの製法では 賞味期限が充分確保できなってしまいます。

 

また、人参ジュースは減農薬又は農薬を極力使わない方法で栽培しています。大切に育てられた人参をすりつぶし搾汁しただけのジュースが基本です。防腐剤を使わない無添加で安全なものだけを提供しています。 

 

 

 ▼月山高原にんじんジュース

 

 

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