りんごは朝に食べる
朝にりんごを食べるメリットは、りんごの抗酸化作用のポリフェノールが100種類以上も含まれ、体の酸化を防ぐ老化予防のアンチエイジング効果に期待ができます。そしてりんごに多く含まれる水分でお通じを促し、かむ回数を増やすこと冒頭でお話したようにダイエットへの効果が期待できるといった点です。
特に日常から間食が多い方は、小腹が空いたときに、お菓子類を食べる代わりにりんごに置き換えてみてはいかがでしょうか。おなかの調子が整うことが実感できるはずです。りんごは便秘にとても効果があり、それは食物繊維のペクチンの効果大きいようです。
りんごには食物繊維のペクチンが豊富に含まれています。 ペクチンは水に溶けるとゼリー状にかたまるため、便秘のときは、水分のなくなった便をやわらかくして排便をうながし、下痢のときは、ゼリー状の膜になって腸壁を守ります。
りんごは分けて食べる
りんごを食べるタイミングとして朝・昼・夜に分けて食べるのが正しい基本の食べ方といえます。それは、プロシアニジンは体内での持続力があまりないのでこまめに分けて食べるのが良いといわれます。
りんご由来のプロシアニジンとはリンゴ由来プロシアニジン類といい、 リンゴの皮の部分に多く含まれる ポリフェノールの主成分です。りんごは皮ごと食べることで一層の効果が期待できます
プロシアニジンはカテキン類が複数個結合した ポリフェノールの一種で、 リンゴではポリフェノール類の 約 6 割程度を占めています。また、プロシアニジンは熱に強くないので生で食べる、しかも皮つきだと効果が高いのですりおろしりんごも皮ごと生で食べるのが基本です。
りんごの高い抗酸化力
ポリフェノールといえば、緑茶の「カテキン」や、赤ワインなどに含まれる「レスベラトロール」が一般にもよく知られていますが、「プロシアニジン」はそれらよりも更に抗酸化力に優れていることが明らかになっています。
食事毎にデザートとして、食前のオードブルに、食感のおやつにはリンゴと、こまめにりんごを召上るのはとても体に負担も少ないしいい方法ではないでしょうか。やはり、食べる際は皮ごと生で食べると、とても効果が高いことがわかります。皮ごとスライスして野菜と混ぜて食べるりんごサラダなどもバランスが良い食べ方になります。
3時のおやつタイミング
ダイエットを気にする場合は、夜にりんごを食べるタイミングと量に気をつけましょう。理想的なタイミングは夕飯前の15時のおやつなどの空腹時です。りんごが消化を助けてくれ、クエン酸やリンゴ酸は疲労回復にも効果があるので多忙な人にはピッタリの果物と言えるのではないでしょうか。
睡眠中は活動量がほとんどないため、就寝前に食べてしまうとカロリーがほとんど消費されず、りんごの糖分が睡眠中に脂肪に変わってしまうリスクがあるので注意しましょう。
りんごとヨーグルトの効果は
相性抜群の「りんごとヨーグルト」りんごには水溶性と不溶性、両方の食物繊維が含まれています。 食物繊維には、腸に存在する善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)を増やし、腸内環境を正常に整える作用があることが知られています※ので、りんごとヨーグルトは相性抜群というわけです。
りんごは胃腸に効果的です。りんごはその殆どが水分でありながら、胃腸に有効な水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれています。このペクチンは固まる性質があり、植物性ゼラチンと呼ばれています。
ペクチンは悪玉コレステロールを下げるだけでなく、体に溜まった余分な熱を冷ましたり、のどの渇きを潤たりします。さらに、有害な物質が腸壁から吸収されるのを防ぐ役割を持つため、食当りや腹痛を改善し、胃腸の調子を整える、まさに自然の整腸剤といえるでしょう
りんご心のバランスも整える
りんごにはミネラルであるカリウム、カルシウム、ビタミンCが含まれているものの、意外と含有量は多くありません。その一方で、りんごの甘酸っぱさが唾液の分泌を促し、食欲不振の改善、不安や焦りを和らげることに役立ちます。
意外なのは心と体(腸)は密接に関係しており、繊細です。人間関係や仕事の不安などのストレスは腸にも伝わります。アロマテラピーのような役割もあるりんごの香りは、心のバランスを整える効果も発揮する健康フルーツといえるでしょう。
リンゴはもう一つ、大切な心に笑顔をもたらす大事な働きもしているようです。
りんご100gに含まれる栄養素
カリウム110mg
ビタミンC4mg
カルシウム3mg
食物繊維1.5g
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