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お米ができるまで

田んぼの土をドロドロにして平らに

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お米の収穫量や美味しいお米になるかに関わる大切なこと


4月の田んぼの管理作業は、田起こし(耕起・こうき)、代掻き(しろかき)。これらは収穫の多少にかかわる大事な作業です。

それは、田んぼの土の中と表面です。田んぼの土はよくこなれて微生物がたくさん活性化してくれる事。そして表面はあくまでも、いかに平らにならされているかがポイントです。

田起こし(耕起・こうき)は、春の陽気で乾燥した田んぼの土をトラクターで耕すことをいいます。田んぼの表面の土を20センチほどの深さで細かく耕します。

 

4月中旬頃になると庄内平野も春らしい暖かな晴れの日が続くことが多くなります。田んぼの土の乾き具合を観てトラクターで田起こしがいっせいに始まります。

 

出来るだけ乾いた土を耕起することで土が乾燥しやすくなって次の工程である代掻きしたときに、土が水を混じり合って、より細かくドロドロになることになります。

 

そうすることで雑草も抑えられ田んぼの表面が平らになり易くすることを目的としています。

 

田起こしの後には、前述の代掻き(しろかき)をします。細かく耕させて田んぼに水を入れ、再びトラクターでドロドロにかき回す工程です。

 

田んぼの表面が可能な限り平らなことは田植え後の水管理がしやすくなって稲の生育はもちろん収穫量を多くするためにはとても重要な条件なのです。

 

もちろん美味しいお米を生産するのにとても大切な基本条件のひとつとなります。

 

 

 

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限りなく田んぼを平らにすることがお米づくりの原点になる


 

田んぼが限りなく平らなことは美味しいお米づくりの原点


■田んぼの代掻きをする目的です

 

 1、基本は水稲圃場を水平にしてならし、田植えした後の水深を均平化する。


 2、適度に砕土されることで、田んぼの表面が軟らかくなり苗の活着を早め、苗が抜けにくくなる。


 3、丁寧な代掻きで圃場に溜めた水が漏れないようにする。


 4、ドロドロに土を撹拌されることで、雑草の発生が抑制される。


 5、田んぼが平らな事で水深が均一になり、移植後に使用する除草剤の効果を高まる。


 


 

また、代掻きという作業を短時間に効率よく実施するためには、代掻きの前に圃場の状態を整えておく必要があり、それは田起こしをしっかり丁寧に平らに耕すことです。

■そして、連動した田起こしのポイントは具体的には下記のようになります

 

 1、田んぼの底を耕盤を水平にした上で、圃場表面を水平に砕土しておくことになります。


 2、田起こしを細かくすることで、田んぼに生えた雑草が、鋤き込まれて土のよく混ざるように砕土する。


 3、田んぼのあぜ道に接する圃場の周囲の部分を水位よりも深く掘っておくことで平らになりやすく、田んぼの水漏れが防げます。

 

 

 

 

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田起こし、代掻きは田植えをするために大切な役割を果たす


 

 


 

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