すももは完熟まで常温保存
もぎたてのスモモは新鮮ですがさすがに食べるには酸っぱすぎます。これが好きな方は別にして、酸味が強いスモモは採りたては酸っぱくて食べるのが大変です。スモモは採れたてよりもしばらく（4－5日）常温保存して、追熟した方が酸味が抜け美味しさが引き立ちます。
また生プルーンは常温で保存しながら表皮にシワが寄るまで追熟させて完熟で美味しく食べる方法もあります。そこですももと生プルーンの保存法を考えてみたいと思います。
また、実際、産地の知人から送っていただいたりしますが、いつも付きまとうのが食べた残りをどう保存するかという問題です。お取り寄せで購入した場合などでも残ったスモモの美味しい保存の方法を知っておいた方が重宝なのではないかと思います。
▼品種：プレジデント
①プリプリのもぎたて
②少しシワが出はじめてきたか？
③シワがしっかり出来てきた完熟状態
④ナイフを入れ半割にして種を取る完熟の状態、ねっとり濃厚な甘さは最高の味
シワシワの完熟まで常温保存
生プルーンは買い求めから1週間程度、常温保存させて表皮にシワが出来るまで完熟を待ってから食べると美味しくいただけます。プルーンはスモモより水分が抜けやすくシワシワ状態になりやすので安心です。皮がシワシワ完熟の濃厚な味を楽しんでください。
すももは酸味の強い果物ですが、買いもとめてからしばらく（4－5日）酸味が抜けるまで常温で保存してから食べると酸味が抜け生食でも美味しくいただけます。すももは水分が多いので完熟まで待つ間に傷みやすいの皮がシワシワになる直前が美味しく食べるタイミングです。
生プルーンを美味しく食べるための基本は「食べ頃の完熟まで」常温で保存することです。この完熟の見極め方ですが、基本はすももの皮にシワが寄るまで待つことです。表皮にシワが見られる頃が完熟した状態と考えていいでしょう。
ですから、購入してすぐに冷蔵庫に入れないで、常温又は冷暗所で箱に入っていればフタを開けて生プルーンが見えるようにして保存します。
このようにしてシワが確認できるまで観察しながら保存します。シワの程度は押して柔らかさが感じる程度、新鮮な状態から約1週間から10日が目安です。（購入時のスモモの状態や品種で違いがあります）
また、すももは完熟すると、スモモ特有の酸味が抜け甘さが感じられるようになります。香りもでてきますから良く観察して食べ頃をうかがいます。ここで注意するのは、温度が高かったりすると腐りはじめる事がありますから、出来るだけ強い酸味が抜けた頃を見はからって召上って下さい。
購入時のすももの品質が悪かったり、保存時の温度が高かったり、傷んでいるものは腐りやすく、完熟する前に腐ってしまうものもありますから注意が必要です。
すもも、プルーンは色んな種類があります。完熟を確かめて
すももプルーン 冷蔵保存法
完熟したものは、採れたての状態と違い水分が抜けて柔らかさを感じます。プリプリだった実がしんなりしてきます。こうなるともう完熟に近い食べ頃ということになります。
完熟になったスモモはこれで、充分美味しい状態で、ここで召し上がってもいいのですが、冷蔵保存することで美味しさが増してきます。
種に沿ってナイフを入れ二つに割って種を抜いて食べやすく半割にしてジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵庫で保存することができます。食べやすく1/3、1/4に切って保存袋に入れるとまた便利に使えます。
また、二つに割って種を取除く方法は、アボガドの実の取り方と同様に考えて参考にして下さい。
完熟したスモモの皮は付いたままですが、種が抜いてあるので食べやすい上に冷蔵して冷やすことで甘さが増して美味しく食べる事が出来ます。
皮には大切なうまみ成分や栄養がありますから、出来るだけ皮つきでいただくことをお勧めします。
完熟したスモモの冷蔵保存期間は1週間程度と考えて下さい。長期の保存はお勧めできません。
小分けにして保存袋に入れ冷凍保存します
すももプルーン冷凍保存する
スモモを冷凍保存する場合は新鮮なまま（酸っぱい状態）冷凍します。購入するとすぐに以下の処理をして冷凍して下さい。
1、スモモの傷んでいるところを取除いてきれいに水洗いします。
2、水をしっかり切って、フリーザバッグなどの冷凍用保存容器に入れます。袋でもプラスチック容器でもかまいません。
3、スモモは容器に薄く並べ（1段並べ）にして容器が厚くならないようにします。こうすることで冷凍するまでの時間が早くなり鮮度が保てます。
4、冷凍したスモモの利用方法は解凍してジャムやコンポートがおススメです。スモモ特有の酸味が甘さの中で個性的に活きてきます。
5、冷凍して保存することで、その都度取りだして調理することが出来ますからスムージーやコンポートとして保存してデザートにもいろんな工夫をして応用できます。
すももジャムは最高、酸味が生きた食感がいい
コンポートはとてもお薦めスモモの酸味が魅力を引きだす
すももプルーン保存方法 まとめ
すももは採れたてよりも常温保存して、追熟した方が酸味が抜け風味も良く甘い美味しさが引き立ちます。
すももを美味しく食べるための基本は「食べ頃の完熟まで」常温で保存することです。
この完熟の見極め方ですが、基本はすももの皮にシワが寄るまで待つことです。表皮にシワが見られる頃が完熟した状態と考えていいでしょう。
また、スモモは冷凍保存もできます。いったん冷凍保存したものを使ってジャムやコンポートを作って美味しいでデザートに挑戦して利用してみて下さい。
▼すももの収穫 山形県中山町
