食品ロス問題は身近にある
親類や知人、ご近所から貰ったり、旬の時期の安いときにネットショップで訳ありりんごを箱買いしたりするりんごですが、食べ忘れや気がつくと意外に傷んでいたり、もったいない思いをしたことはないでしょうか。旅行に行ったりするとてき面に食品のこと忘れます。
そこで、長期間保存が可能になる方法と、その冷凍したりんごを活用した保存方法と活用方法を考えてみたいと思います。
冷凍保存するとデザートやスイーツなどにもすぐに使えて便利になります。冷凍ならではの良さもたくさんあるので、りんご好きな方はもちろん、りんごスイーツ好きの方にも参考になります。
旬の美味しいりんごを簡単な方法で出来るだけ美味しいうちに冷凍保存して美味しく、長く、しかも無駄なく利用したいものです。面倒な方法はどれだけ画期的で美しくても続かなくなるのが世の常です。
まるごと1個冷凍保存できるか
それではりんご1個を生のまま冷凍保存できるのでしょうか。「リンゴは1個のまんま冷凍できます」りんごやみかんなどくだものに含まれている果糖は低温で甘みを増すので、りんごは冷凍することにより甘くなるといわれています。
しかし、本来のリンゴの食感であるフレッシュなシャキシャキ食感は失われてしまうので、「サンふじ」などのシャキシャキ感の好きな方にはおすすめできません。
その一方で、上手に冷凍加工することによって冷凍だからこそ味わえる食感を楽しむこともできます。そしてその方法というのが、実は使い道によって結構バリエーションがあります。
りんごを冷凍保存しておくと、女性が好きなスムージーにデザート、そして離乳食にまで幅広く使えるので、覚えておくといろいろな料理に使うことができます。
本来、リンゴは1個のまんま冷凍できます。今回は、リンゴ1個をそのまま冷凍するための知恵を絞りたいと思います。
1個まるごと冷凍保存の方法とは
少しでもフレッシュさを残したまま長期間の保存をしたいというときや時間がないときは、生のりんごをそのまま冷凍してしまいましょう。この方法を使うと、一番手間なく簡単に保存することができます。
【生のりんご丸ごと1個の基本】
①りんごの表面をしっかり水洗いする。そして水を切る。
②1個がすっぽり入るポリ袋にリンゴ1-2個を入れて冷凍庫で保存する。
(ポリ袋に入れるのはりんごの水分を保ち乾燥から守るため)
※時間がなくお急ぎの場合はこれにかぎります。
シャリシャリ好きは冷凍しない
りんごを冷凍することに対しては、冷凍のシャリ感が美味しいという方、水っぽく、シャキシャキ感がなくなっていやだという方の意見が分かれるところです。
確かに、りんごはフレッシュさが特長ということもあるので、冷凍することにより良さが失われてしまう鮮度という面はあります。
しかし冷凍することではじめて味わえる冷凍独特のシャリッシャリも忘れてはいけない食感でしょう。
その他に間違いないのは、手間暇かけられるなら煮詰めてコンポートにしたうえで冷凍保存するのが一番無難な方法だと思います。
スイーツなどの材料やデザートのレシピも盛りだくさんです。実際、この工程を経たりんごは懐かしさを感じる味で、老若男女に人気があります。しかし、生は生で冷凍したときの食感の良さがあるので自分に合う冷凍方法を探ってみてください。
保存期間と賞味期限めやすは
▼冷凍での保存期間は
冷凍したりんごは種類や鮮度で差がありますが、約1か月もの期間、美味しく食べることができます。冷凍庫に入れた日づけをしっかりとフリーザーパックにメモして、できるだけ賞味期限内に消費してしまいましょう。冷凍だからといって限りなく保存できるものではありません。注意しましょう。
▼冷蔵保存の場合は
ちなみに冷蔵の場合ですが、温度0℃、湿度85~90%の場所に置いておいたりんごが一番良く保存され、長くて約1か月持つようです。この方法は普通の家庭用冷蔵庫では出来ないのであくまでも参考として理解下さい。やはりリンゴは湿度を保つと新鮮さが落ちないという裏付けにもなりますね。
りんご まるごと冷凍保存 まとめ
本当に大切なのは冷凍することより、半解凍する方が美味しくいただくことからすると重要なことです。生のリンゴ1個で冷凍したものは解凍し過ぎに注意してください。
生のままで冷凍したりんごは、半解凍状態やシャーベットとして食べるのが一番美味しいとされます。
そのため解凍するとき、解凍しすぎると水分でベチャベチャになってしまい、美味しく食べることができなくなるので時間には要注意です。
外気温にもよりますが解凍の適正な時間は思いのほか短時間のようです。
好みやりんごの切り具合によりますが、目安としては冷凍庫から出して室温で約5分置いたら食べごろです。
丸ごと一個で冷凍したものも、くし切りにすれば早めに解凍が進むので、すぐに食べられるようになるかと思います。手間はかかりますがそのまま1個よりはくし切りにした方が冷凍も解凍も短時間で済みます。
▼簡単レシピりんごコンポートゼリー