柿の選び方 美味しい柿とは
秋になると庄内地方のあちらこちらの家で色付き始める柿の実。甘く柔らかく、歯ごたえもしっかりした柿、子供からお年寄りまでみんなが大好きな『庄内柿』です。庄内を代表する秋の果実『庄内柿』は、果実が甘く、適度の歯ごたえ、種がないのが特徴です。種なし柿、正式には『平核無柿(ひらたねなしかき 平らで種の無い柿、核とは種のこと)』と言います。
果肉が厚く色周りが良いものを選ぶといいでしょう。ヘタがきれいで果実に張りつき果実とヘタの間に隙間がないものが良い柿です。隙間があると果肉の育ちがわるく充実度が不足しています。また果皮がしっとりして張りがあり、全体的が平均に色づいているもの、また持ったときに重みがあるものを選ぶこと、ずっしりしたものは果肉が締まっています。
新鮮な柿は表面に果粉(ブルーム)という白い物質が浮き出ています。手で拭きとると指の跡が付くのでわかります。
庄内柿選びチェック6ポイント
1、色 :果実全面に着色し、褐変がないもの。
2、表皮 :張りがあり、ヘタの部分の果皮に亀裂がないもの。果面に薄く付いている白い粉は果粉(ブル-ム)と呼ばれています。果実自身が作り出している物質で、これがついているのは新鮮な証しです。
3、形 :特に不完全甘がきでは左右対象で変形していないものは、種が全体に入っていて渋くありません。
4、ヘタ:褐変がないもの。乾燥していないもの。
5、大きさ :中玉で果肉が厚く、持つと見かけよりズッシリ重く感じるもの。
6、表面 :なめらかで濡れたり、黒変がないもの。
美味しい庄内柿の食べ方
甘柿は果頂部や果皮に近い部分が甘く、果芯部やヘタに近い部分ほど甘味が薄くなるとともに、渋味が残ることがあります。したがって、かきの皮を剥くときはあまり厚く剥かず、切り分ける場合はヘタの果芯部を切り取るようにします。
柔らかくなった柿は、ヘタを切り取りスプーンで食べたり、そのまま凍らせてシャーベットにしてもおいしく食べられます。
柿 庄内柿の美味しい保存方法|味の農園 (ajfarm.com)
▼秒で分かる!おいしい柿の選び方