だだちゃ豆 尾浦の特徴とは
7月下旬に収穫がはじまる「だだちゃ豆」ですが、最終の9月上旬から収穫されるのがこの秋の品種尾浦(おうら)です。だだちゃ豆の特徴であるクビレがあまり無いのと、サヤにだだちゃ豆特有の茶色の産毛が無いにも拘わらず、こちらも正真正銘のだだちゃ豆の品種です。花の色もほかの品種はみな白色なのに尾浦だけは紫色の花を着けます。
だだちゃ豆の異端児とも呼べる尾浦は、だだちゃの特徴でもある。「くびれ」が無く、茶色い産毛も見あたりません。一回り大きな緑色のサヤと実を待つ9月収穫のだだちゃ豆では最晩成の一番遅い品種です。
その分食べ応えも充分だだちゃ豆の中でもで甘さはピカイチ。晩生になるほど(時期が遅いほど)甘くなるとも言われるだだちゃ豆だけに、コアな地元ファンは「尾浦が一番好きだ」という方も少なくありません。
だだちゃ豆でいちばん甘い
豆自体の甘みが強く、コクのある深い味わいサヤの色が青々としているのも特徴の一つです。だだちゃ豆の中では一番遅く収穫する最晩生の品種です。収穫は9月上旬〜中旬頃に最盛期をむかえます。秋風が吹くころにいただく上品な味のだだち豆 尾浦です。それは春にだだちゃ豆では白い花が多い中、紫色のきれいな花を咲かせる品種です。
見た目はだだちゃ豆には見えませんが茹で上がった後の鮮やかな緑が特徴で冷凍して保存するには本豆(ほんまめ)と呼ばれる人気の品種白山(しらやま)とともに最適と云われています。
さすがに、最晩成のだだちゃ豆と改めて美味しさを実感できることでしょう。
だだちゃ豆の異端児 尾浦
「だだちゃ豆」とは江戸時代から鶴岡で栽培されてきた枝豆の在来種。一般的な枝豆よりやや小さめで、茶色の産毛に覆われくびれのあるさやが特徴。しかし尾浦は本来のだだちゃ豆の特徴と違う点が多く見られだだちゃ豆の異端児と云われる所以です。
1、だだちゃ豆の特徴である茶色い産毛ではなく、青々としてあまり産毛も見あたらない。花の色が違う尾浦だけ紫色。
2、もう一点は他のだだちゃ豆ではサヤのクビレがはっきり見られるが、尾浦にはクビレはなくなめらかな緑のサヤ。
3、他のだだちゃ豆は2粒のサが主流になるが、尾浦は3粒のサヤが比較的多い。
茹で上げたときに広がる甘い香りと噛むほどに広がるコクと旨みをぜひご笑味ください。そしてだだちゃ豆は鮮度が命、当日朝採りのだだちゃ豆だけをクール便で当日発送するのが基本です。
だだちゃ豆 最晩成種 尾浦とは
「だだちゃ豆」は一般的な枝豆よりやや小さめで、茶色の産毛に覆われくびれのあるさやが特徴だが尾浦は本来のだだちゃ豆の特徴と違う点が多く見られだだちゃ豆の異端児と云われています。
尾浦の特徴:1、だだちゃ豆の特徴である茶色い産毛ではなく、青々としてあまり産毛も見あたらない。鞘の色が緑に見える。
尾浦の特徴:2、もう一点はだだちゃ豆ではサヤに見られるクビレがはっきり見られるが、尾浦にはクビレは見られない。滑らかなサヤ。
尾浦の特徴:3、尾浦の味は最晩成のだだちゃ豆という事だけあって、甘みがあり、香りも高く滑らかな食感の深い味わいといえます。
尾浦の特徴:4、花の色は他の7品種はすべて白色に対して、尾浦は紫色の綺麗な花を着けます。
尾浦は最晩生の品種、「だだちゃ豆は秋豆ほど美味しい」と云われるいちばん遅くの秋に出回る9月のだだちゃ豆で甘味の強い美味しい秋のだだちゃ豆です。
だだちゃ豆の品種と収穫時期
鶴岡だだちゃ豆生産者連絡協議会が認定しているだだちゃ豆の品種は8種
収穫の早い順から
1、小真木(こまぎ) 2、甘露(かんろ)3、早生白山(わせしらやま) 4、白山(しらやま)本豆(ほんまめ)
5、晩生甘露(ばんせいかんろ) 6、平田(ひらた) 7,晩生白山 8、尾浦(おうら)9月上旬頃からの最晩成種
だだちゃ豆はこの8品種です。収穫時期は、7月下旬~9月上旬まで続きます。この間、お休みなく猛暑の夏の作業が続きます。
▼だだちゃ豆ごはんの作り方