モーツアルトを聴きながら
つや姫 ミルキークイン はえぬき ひとめぼれ コシヒカリなどの銘柄米をお届けしています。味の農園のお米は山形県、庄内平野を中心にした情熱あふれる生産農家から協力をいただいてそれぞれが自信を持って生産したお米を基本に販売しています。
お米は生き物、生鮮食品という考え方から｢お米は鮮度を大切に」という基本的な姿勢です。白ごはん大好きのお米好きの人のためにもお米の風味、食感、食味に関わる鮮度を大切に保管、精米します。
生産者から玄米の状態で入荷し、それらを氷温と14℃の低温冷蔵庫にて保管し虫やカビなどの被害に遭わないよう、また新米に近い状態を保つことを念頭に置いて品質管理しています。
また、お米にいい影響を与え美味しいお米になるためにモーツアルトの音楽をお米の倉庫の中で流して少しでも良い環境を考慮して保存環境を整えているのです。
この保管されている間は、平日の一定時間をモーツアルトなどの心地よい音楽を聴きながらお米は出番を待っていることになります。
お米も鮮度が命、その日に精米し、当日に発送をお約束します。
（土、日、祝祭日は基本的に精米工場はお休みです。平日の午前中の受注について当日発送を基本にしています）
モーツアルトを聴きながら出番を待つおコメ
お米も鮮度が命 精米の工程
1、精米：新鮮な状態で保管される玄米を精米機の保管タンクに入れ精米機を稼働させます。
精米機には美味しくお米を精米するために玄米の表面を荒削りする研削行程と、その後に仕上げの精米をする行程との2工程があります。
この2工程にすることで精米工程での摩擦によるお米の温度が高くならないのです。つまり低温で精米が実現することで劣化を防ぎ美味しいお米に仕上げるというわけです。
2、石抜き：まず石抜き機にて、玄米に混入している小石や異物などを取り除きます。
この工程はお米を比重の違いで選別し、金属や異物を選り分ける工程になります。大切な行程です。ここで異物を取除き、次の色彩選別機によって着色米などを取除き品質を確保します。
3、色彩選別（しきさいせんべつ）：石抜き器から再び上部のタンクにお米が貯められます。そして色彩選別機に流され異物が取り除かれます。
色彩選別機は高性能レンズカメラ3台を使って異物を発見し高圧のエアガンで異物を弾きとばす行程です。いちばん技術的に高度な行程といえます。もちろん設備も高価です。
4、軽量、パッキング：デジタル自動計量機で計量しお米を袋詰めします。
指定した量目を正確に計量して袋詰めして箱詰めして発送の準備をします。
精米は機械任せでも確認は
白米として精米する場合には、機械での精米度合いを目視でも確認します。お米は、気温や湿度でも精米具合が変化したりするので、全て機械任せではなく、きちんと目でも確認するようにしております。
精米されたお米は、その後、色彩選別機を通過し、害虫などの被害にあって色のついてしまったお米や、その他をしっかり取り除き、袋詰めを行います。
色彩選別機から除外されたお米の様子も確認し、出来るだけ玄米の状態をどんな時も観察できるように、お米の状態について万全を期しています。
「お米は玄米で保管して注文を受けて精米する」玄米の新鮮さを保つために年間を通じて温度管理など細かな観察を心がけることがお米の美味しさに直結していると考えています。
精米工場があることで受注から発送もスムーズになる
お米は鮮度が命 自社精米まとめ
私たちはどの生産者がどのように米作りしたかをしっかり確認してお客様の元にお届けすることはとても価値のあることだと思っています。
それと同時に「他のお米」が混じらないことを責任をもって確認しなければなりません。そのためには自社精米をすることがいちばん大切なのだと判断しました。
お米は生き物、生鮮食品という考え方から｢お米は鮮度を大切に」という基本的な姿勢です。白ごはん大好きのお米好きの人のためにもお米の風味、食感、食味に関わる鮮度を大切に保管、精米します。
生産者自体もお客様の評価を大事な情報だと考えています。より美味しいお米を作るために自分のお米がどのレベルなのかという手掛かりがほしいのです。
そして、それは今後のお米作りのため、改善のために大切で必要なこと。お客さまの声は出来るだけ生産者にもお知らせするようにしています。
このように私たちが自社精米することでお客様と生産者の相互理解が図られることは双方にとって価値があることではないかと思っています。
▼庄内平野の米作り 稲刈り酒田市
