日本すももと西洋スモモがある
スモモには一般的に呼んでいるすもも(日本すもも)とプルーン(西洋スモモ)があります。日本で一般的にすもも(日本すもも)として扱われている物は中国が原産の丸い形のスモモになります。李、プラムと同じことを指します。
これに対し、主にヨーロッパやアメリカで古くから食べられてきた西洋スモモがあり、一般的にプルーンと呼んでいます。形状は日本すももと比べると縦長の楕円形で実の色は、すももが黄緑や赤色に対し収穫時の色は紫色、ダークパープルが一般的です。こちらもスモモには違いないのですが、すもも(日本すもも)とは分けて分類しています。
プルーンというともう一つのイメージはドライフルーツや健康食品系のビン入りのドロッとした液体がありますが、加工品であり輸入品が多いイメージです。西洋すもものことをプルーンというのですが、商品名と混同している場合も多いようです。あえてこのような加工品との間違いを避けるため「生プルーン」と呼ぶ場合もあります。
酸味ぬきすると美味さが増す
すももはもぎたては酸味が強いのでお求めから3-7日位常温で酸味抜きしてから食べるようにしましょう。酸味抜きはすももの完熟させるための追熟期間と捉えられます。
目安は実の固さにあります。もぎたては実が固く酸味が強いので日酸味抜き(3-7日)をするうちに少し柔らかく香りもたち、完熟して甘味も増して食べやすくなります。
すももは常温で酸味抜き(3-7日)したものを完熟すももとして扱います。酸味抜きしたすももは常温で長く置くと腐りやすくなりますから柔らかくなってきたら早めに食べてください。完熟してから冷蔵庫に入れると日持ちがします。
すもものもぎたては新鮮ですが実が固く酸っぱいので酸味抜き(3-7日)してから食べますが、この酸味が大好きという方もいますから好みに合わせて召し上がります。
完熟したすももは常温では日持ちしませんから必要に応じて冷蔵庫(野菜室)で保存してください。
すもも 美味しい食べ方
基本としてプルーンは皮にシワが寄るほどに完熟させてから食べるようにしましょう。もぎたては新鮮ですが酸っぱいスモモが好きな方は別にして、完熟(買い求めから1-2週間常温又は冷蔵庫で)させてから食べると美味しくいただけます。
1、酸味抜き(3-7日)したスモモを食べる直前に皮を洗って、食べやすい大きさに切って下さい。
2、切るのが面倒だという方には、かぶりつきがオススメ!皮に栄養がたっぷりあるので皮ごと食べると効果的です。
3、プルーンは表面の皮にシワが出るくらいまで完熟させて、中心に直径1cm前後の種がありますので、アボカド同様の切り方で半分ずつの実を反対に回すことで切り分けられます。
4、皮には酸味があります。スモモは皮の部分に酸味がありますが酸味抜きすることで食べやすくなります。
※表面のブルームは食べる直前に水で洗い落とします。食べても害はありません。
すももで作る簡単レシピ
簡単すもも、生プラムジャム
用意するもの…すもも・・・600g
砂糖・・・・600cc
水・・・・・適宜
すももの皮をむいて、鍋にすももと砂糖を入れる。(分量は1:1で)水はすももがかぶるくらい。焦げないように沸騰させて煮る。灰汁と種を取り除く。とろっとしてきたら出来上がりです。
(調理時間35分ほど)
すももの美味しい食べ方
出来るだけ表皮を一緒に調理して下さい。栄養価も高く色合いも良くなって美味しくいただけます。
1、皮つきで生のままで様々なものにトッピング
タルトやケーキのトッピングの他、ヨーグルトにも合います。
2、ジャムやコンポート
加熱して皮の付いたままコンポートやジャムにするととても綺麗な紅いジャムが出来ます。
3、すももピューレやすももソースにして
シャーベットやムース、スムージーなどに色んなケーキにも使えます。
その他にもオススメな食べ方は…
ケーキのトッピングや個性的なアクセントに
水で割って飲んでもよし
パンやアイスにも
なんて、どうでしょうか…
他にも色んなレシピをアップしていきますので、味の農園のレシピ集も参考にしてくださいね
すももの美味しい食べ方 まとめ
スモモはもぎたては酸味が強いのでお求めから3-7日位常温で酸味抜きしてから食べるようにしましょう。酸味抜きの基準は実の固さです。少し柔らかくなり独特の香りが出てくるまで酸味抜きして下さい。
スモモは常温で酸味抜き(3-7日)したものを完熟すももとして扱います。
酸味抜きしたスモモは常温で長く置くと腐りやすくなりますから柔らかくなってきたら早めに食べてください。
また、酸味抜きしたスモモは必要に応じて冷蔵庫(野菜室)で保存出来ますから酸味抜きしたスモモはポリ袋に入れ野菜室に保管します。
▼すももの生産地から 山形県中山町