スイカはなるべく早く食べる
スイカは、収穫されるとその時から美味しさが増すことはなく、追熟せず味が落ちることになります。ですからスイカは購入したらなるべく早く食べるようにしましょう。スイカは他の果物やメロンのように収穫してから追熟して美味しさが増していくようなことはありません。
収穫してからだんだん美味しさが失われていく性質の食べ物なのです。収穫後に適切な涼しい場所だと常温で2週間くらいでしたら品質の劣化はなく、美味しく食べられると一般的にはいわれています。
冷蔵庫に冷やした方が保存性が良いと考えがちですが、スイカは冷やし過ぎると美味しさが失われてしまう性質があります。あくまでも常温で風通しの良い涼しいところ冷暗所で保存するのが理想です。
丸のままのスイカの保存方法
すいかは冷やし過ぎに注意が必要です。スイカは冷やし過ぎるとだんだん甘みがなくなります。美味しさが半減してしまいますので、西瓜を保存する場合は丸のままのスイカは風通しの良い涼しい日陰(冷暗所)で常温保存して下さい。
スイカの保存最適温度は10℃~15℃といわれやはり冷蔵庫では冷やし過ぎで美味しさが損なわれます。ちなみに、スイカに塩をかける食べ方は、夏に、流れる汗で不足した塩分を補充しつつ、塩分の採りすぎも調節するという、昔の人の知恵だったとか言われています。
美味しく食べる場合は、食べる時間を考えて大きさにもよりますが2-3時間前に冷蔵庫などで冷やして食べます。
カットしたスイカは冷蔵庫に
カットしたスイカは切り口をしっかりとラップで密着させて冷蔵庫の野菜室で保存し早めに食べて下さい。冷凍保存する場合は スムージーやシャーベットを作るのであれば、冷凍保存もできます。皮や種を取り除いて果肉だけにして、食べやすいサイズに切ります。ジップロックなどの袋に入れて冷凍保存してください。
またスイカは約90%が水分です。利尿作用があり、果汁を煮詰めて水飴状にした「すいか糖」は腎臓病にいいともいわれます。また含まれるミネラル分のうちのカリウムは塩分の採り過ぎによいとされます。
食べるスイカの最適温度とは
スイカを食べるときの最適温度は8℃~10℃位が最も美味しく感じ、それ以下の温度に下がると甘味がどんどん減ってしまいます。カットした場合 食べる前の1時間位前に冷やすとよいでしょう。
包丁を入れると、真っ赤に熟れた果肉が目にも鮮やか。かぶりつけば口の端から汁があふれんばかりで、これがとてつもなくジューシー、そして特有のシャリッ気もほどよい。種は黒いほど美味しいといわれます。なるほど種が真っ黒なスイカは実の入りがしっかりしています。 スイカの実がみっちり詰まって新鮮で締まっている証しです。
丸のままのスイカの冷やし方
1、大きなバケツまたはタライに水を満たしスイカを入れます。
2、水に入れたスイカに布巾かタオルをかけます。
3、水道水を布巾やタオルの上からスイカにかけます。
水温にも依りますが1時間程度でスイカが食べごろの温度(8℃~10℃)に冷やされます。冷やす時間を早めたい時は水に氷を入れたり、扇風機で風をあてるなどの方法もあります。問題は水道水の水温がどの程度低いかで違いがありますのでご注意ください。井戸水が利用できたら最高ですね。
スイカ 西瓜 保存方法 まとめ
スイカの保存最適温度は10~15℃というのが一般的です。夏生まれのせいか寒さには弱い生き物ということになります。
スイカは夏に生産される夏の食べものということもあり冷蔵庫で冷やしすぎると、低温で生理障害を起こすことも多くスイカに生気が無くなって甘みそのものもどんどんなくなっていくため、以外なのですが基本的には、冷蔵庫保存は向かないのです。
スイカは、切っていない場合、冷蔵庫で保存するよりも常温保存のほうが日持ちが良くなります。というのも、スイカは冷やすぎると、(冷蔵庫で10℃以下)スイカに元気が無くなって甘みが落ちてしまい美味しくなくなってしまいます。
最適な保存方法としては、スイカに何も被せずそのままの状態で、直射日光の当たらない、風通しの良い涼しい場所が適しています。いわゆる冷暗所ということになります。
保存期間(賞味期限)は条件によりますが、丸のままの常温保存での賞味期限は、2週間~1か月程度といえます。しかし長く保存しておくと、鮮度が落ちます。だんだん甘みがなくなってしまいますから早めに食べるようにしましょう。2週間くらいを目安に早めに召し上がりましょう。
冷蔵庫で食べる前2-3時間に冷やすことで冷たい甘いスイカの美味しさがいっそう引き出されますので美味しく召し上がることが出来ます。
▼スイカの美味しい切り方 ええっ簡単!